どうやら悪循環とみた。
ネックが反ってきて弦高が上がってくると、だんだん弦を押えるのがツラくなるので、弦をエクストラライトゲージに張り替える・・・
いえ、ボクのことではありません、かなり身近な人(名前は言いませんが(笑))が使用しているアコギのことでした。。。
まあ、もっともそのギターもご自分のではない、ということらしいので、メンテナンスもできないのかも知れませんけど・・・
さらにそのアコギ、指板が完全に乾いているし。
レモンオイル塗っても間に合うかどうか・・・
キッチリとメンテナンス出来ていれば、もっと太いゲージ張っても、手が痛くなることもないし、音だって、もっともっといい音が出るはずなのに~!
メンテしてほしいな~~
あ~勿体ないと思ったわけです。
ボクでよければ、やりますよ!いつでも!!
さて一方、無期限貸出として借りている?12弦ですが。。。
昨日、連続2日間に亘るクランプ矯正を解除して、様子を見ました。
2日間連続というのは、ここまできた段階でちょっとキツいんじゃないかな~と思いつつ、しかし1日ごとに矯正結果を見てきたネックの状態からすると、長時間のクランプ矯正が必要だと勝手に判断して、無謀を覚悟で丸2日間クランプを付けっぱなしにしたんです。
その結果!
クランプを外した直後のネックは(ア~写真撮っておけばよかった!)、目論んでいた逆反りと言うよりは、クランプ位置を頂点にして『山』ができた(笑)
解放弦は辛うじて鳴るものの、6フレットよりナット側は弦が指板に張り付いたようになって、1~6フレットはすべて6フレットの音がします(爆)
ヤッベ~!!
丸2日間というのは、やりすぎだった~(汗)
どうしよ・・・
何とかするにも、すでにこのときは1音下げの状態で、弦を張ったままクランプ架けましたので、順反り方向へ圧力をかける方法が見つかりません。。。
ダメか・・・と、凹んでいるところ。。。
だったんですが、時間とともに今度は5フレットあたりでも、何となくセーハできるようになってきました。
そうか、弦の張力で少しずつ戻ってきているんだ・・・
そういうことならと、1音下げのチューニングをレギュラーチューニングにしてみることにしました。
1音上げるんですから、ある意味相当チューニング上げることになりますよね。
ペグだって2~3回は回しますし。。。
すると、しだいにネックの『山』が低くなってきたんです。
なんとなく低い『丘』のようになってきました。
この時点で3フレットあたりまでセーハできるようになっています。
ん~ここからどうする・・・
もう少しなんだよね~(汗)
ということで、ギターを裏にして、ボクは正座になって患部を膝に乗せ、ネックの両端を意味もなく手で『グッ!』と押えた。
もう破れ被れ(爆)
・・・あら!??
なんということでしょう、ネックが真っ直ぐになっているではありませんか!
なんだ?このネック!
やや逆反りの、ほぼ真っ直ぐと言っていいでしょう。
しかし、先ほどからのこんなことでは、このまま順反りに戻ってしまうことも考えられるので、再びチューニングを1音下げにします。
ふぅ!
焦った(笑)
今、クランプは付けていません、このままネックの状態を観察することにします。
それでも、先週のライブ当日持ち込んだ時の状態よりも、弦高は改善されていました。
これで終わりだろ~な~!?
ナットを下げるのはもう少し後にして、と言いますのも、このネックは1音下げチューニングが恐らく一杯一杯のところで、もうレギュラーチューニングに出来ない気がします。
そうなると、常に2カポ状態になりますので、実質ナットを下げたことと同じ状態になるんですね。
いずれにしても、これでしばらく様子見と。。。
このまま2~3日して、状態に変化がなければ、一応無期限貸出ということではありましたが、ボクは、やっぱ、12弦は弾かないな・・・と言うか弾けない(笑)ので、元の持ち主に戻して弾いていただくつもりでいます。