ゆるゆる呑気にY.Yairi YB-3とPhil Jones bass/BASS CUBで試奏してみます。
実を言いますと、BASS CUBでは早トチリをしてしまって、ネットの画像などから、入力Aチャンネルは、てっきりスピコン・ジャックだと思い込んでいて、購入前なのに、変換アダプターまで仕入れてしまった。。。
が、昨日N氏のお店で現物を確認したところ、違っていることがわかりました。
ジャックの名前は知りませんでしたけど、聞くとMLRコンボジャックと言うのだそうです。
マイクの入力にも対応できるジャックであるとのこと。
こんな形しているのに、フォンプラグがそのまま差し込めるようになっているそうです。家で、試してみましたが、やっぱりフォンプラグが、ちゃんと入ります。
(だからコンボなんだって!(笑))
なんだよ!変換アダプターが無駄になっちゃった・・・
って事にならないように(もうなってるし・・・)よく確認してから買いましょうね!(笑)
さらにBASS CUBを調べると、入力Aチャンネルは、いわゆる標準タイプの入力用で、ピエゾのアコベだとかウッドベースや、もちろんエレキベースでもOKだそうです。
Bチャンネルはエレキベースに特化した回路となっているらしく、エレキベースの特性に合わせてあると書いてありました。
ということですので、現実にはやってみないとわかりませんが、Aチャンネルにアコベ、Bチャンネルにエレベという接続になりそうです。
アコベとCUBの接続に使うケーブルは、ブログ記事でもご紹介しました、George L'sのケーブルです。
同じGeorge L's でもボクの使っているケーブルは太い方。
よく、ギターやエフェクターの接続に使われる、赤くて細い方のケーブルではありません。
ベースにはこちらが向いている(と思う。。。)
部屋での練習用ならとにかく、ボクはこのBASS CUBでこれから渡り歩こうと思っているので、正直コレ見ていると、こんなアンプでも大丈夫なのか!?という気持ちになりますね・・・
ちっちゃい5インチが2発ですよ!?ホントかよ!って思いますよね、誰でも。
前置きはもういいですね、部屋ではアンプベンチを組み立てるのが面倒くさかったので、BASS CUBは床に置いて、その代わり、底の『アオリ』の足を立てて使います。
ボクも床に座っているので、ちょうどいいと。。。

もう少し大きくすると

K.Yairi YB-3はVolume Toneがサウンドホールにあって、最初、どちらに回せばドッチなのか??なんですけど、まあ慣れれば大丈夫かな?
Toneはセンタークリックが付いていますので、これは嬉しい仕上げ。
ちなみに、BASS CUBもイコライザーはセンタークリックが付いています。
さて、音。。。
ウワサ通りのいい音ですね。
自宅ではBASS CUBのメインボリューム、コントロールボリュームとも12時くらいでちょうどいい音量。。。
ということは、やはり実地でのボリューム不足はあるでしょうね。
しかし、ABチャンネルとも、入力切替SWをHIGHにすると、今度は音が大きすぎて、かなり遠慮がちに弾く感じ。
しかし、その場合でも音の歪み感はまったくありませんね。
この音量でも音が破綻してこない、というのはスゴイことだと思います。
何がいいんだろ・・・
なんかね、BASS CUBの大きさやスピーカーの大きさから、このクラスでのアンプは自分で持っている音のイメージってあるんですよ。
よくありますよね、結局は中域しか出てこなくて、痩せた音のするアンプ。。。
それが、ぜんぜん当てはまらなくて、普通に高域から低域まで自然に出てくるし、しかも痩せた音ではなくて、高品質の重量感もある音が出てくるので、ビックリも半分あって、よけいにいい音に感じるのかも知れません。
実際弾いてみると、Takamineのアコベ当時よりも、さらに豊かな低域があって、音質的には予想以上にいい感じ。
K.Yairi YB-3のボディがどこまで影響しているのかわかりませんが、先ず狙い通りの音になっています。
一方、、George L'sがやはりアコベには合いますね、途中でBELDENに替えてみましたが、やはりこのクリアさが、アコベではちょっと損をしている気がします。
どちらも狙い通りなので、一人ウナズキまくり(笑)
では、エレキベースではどうなのかと、Sugi Bassも鳴らしてみました。
ケーブルはやはりBELDENに軍配が上がるようで、George L'sだと、少しコモって聴こえます。
これまでのEAキャビネットは、同軸ドライバーのキャラクターが強くて、ヘタすると高域がキンキンした音になりがちでしたが、それに比べると、少し落ち着いた感じのイメージになりました。
同軸だったけど『2ウェイ』です、しかもボーンドライバーだと、音の繋がりが難しいので、コーンスピーカー・フルレンジって、いいですね、音が自然です。
弾く側としては、かえって弾き易くなった気がします。
Bチャンネルはエレキベース用と聞いていましたが、AもBもちょっと聴いただけでは、その差がわかりません。
エレキベース用だと最初から思っているので、BチャンネルはAチャンネルに比べると、少し硬質な感じがしないでもない・・・
もっと音量を上げると、そのニュアンスの違いがわかるカモ知れません。。。
音はベースアンプとしては申し分ありません。
音を『作る』という必要がほとんどないんですね、フラットが本当に自然な音質で、この状態がすでにいい音です。
しかも、この大きさでこの音ですから!!
問題は音量だけだと思います。