先日リペアから戻ったYAMAHA PBは、当日の夜ちょっと確認をしただけで、他のベースとのキッチリとした比較などは行っていませんでした。
まあ、今回はやらなくてもわかるのですが、一応念のためにBASS BUDDYでSugi Bassと比べてみます。
最近このブログをお読みになった方はいったい何の話かとお思いでしょうね、なのでその経緯を少し掻い摘んでご説明します。。。
これは今回のYAMAHA PB騒動(?)の総括でもあります。
そもそも、チョッパーやるにはSugi Bassがあまりに可哀想だという(見事に親バカ!)気持ちから、ヤフオクでチョッパー専用として安く購入したのがYAMAHA PBです。
しかし、なにしろYAMAHA PBも古いベースなので、最初からペグが重たくて、先ずこれをGOTOHの軽量(順巻き)ペグに交換。
そしてこのベースの一番の問題となったのが、家でBASS BUDDYを通して弾くと、メインベースであるSugi Bassと音量差がありすぎたということでした。
実際にライブでも音量差は激しくて、YAMAHA PBに持ち替えた際、アンプ側の音量もしくはベースの音量をかなり絞り込まないといけない、という状況になっていたんですね。
それにしても違いすぎる!!
音的にも歪み感があったので、いつもの立川のN氏のところに持ち込んで調べてもらったところ、調べた当初YAMAHA PBの電気抵抗値が異常なレベルを示していて、さっそく原因を調べるべく各パーツを入念にチェックしていただいたのですが、そのときはチェックのためにハンダを剥がしたり盛ったりしているうちに、なぜか正常値になってしまい、その日はすべてのハンダを乗せ替えて一応これで様子をみることになりました。
この日、立川のお店では別のベースと音量比較をしましたが、そのときには特にYAMAHA PBの音量がデカいとは思われず、これで治ったかにみえたのですが・・・
電気的には正常な値を示しているにもかかわらず、相変わらず家では音量差があって、さてこれはどうしたものかと。。。
電気的な知識がないので、その原因を考えてもさっぱりわかりません。
BASS BUDDYとの相性が悪かったのか、単にYAMAHA PBのパワー的な問題なのか。。。
しかし、現実にSugi Bassとここまで音量差があるのでは、ライブなどでは持ち替えがスムーズに出来ませんよね。
ライブリハーサルで、PAさんから言われる各自の音出しチェックの際なんか、YAMAHA PBに持ち替えて『これで行きますからこの時だけ音量下げてください!』とは言えないでしょ(笑)
正確な音量差がわからないので、音量コントロールがスムーズに出来ないことと、その結果バンドのアンサンブルに支障をきたすという理由で、この問題が解決しない限り、ライブでの使用はやめるつもりでいました。
この現象はアンプ直ではおそらく問題ないものと考えています。
立川のお店でも、それは確認しましたし、電気抵抗値からしても問題ない値なので、BASS BUDDYを経由するとそんな現象になるのだと思います。
しかしメインのSugi BassはBASS BUDDYを使っていますので、セカンドベース、いやサードベースであるYAMAHA PBのためにBASS BUDDYを外すというのは納得できないわけですね!
実際もう1本のKAYではそんな現象は起きません。
ということで、ブログでは長きに亘ってあ~だこ~だと書き綴ってきましたが、最後の手段?としてピックアップ及び電気系統を、一式新しいものに乗せ替えることにいたしました。
こんなベースにここまでやらなくても!?という思いがずっとありましたが、それは、今後YAMAHA PBを使うか使わないかという判断でもありましたので、せっかくペグも交換しているし、使う方向で考えることにしたわけです。
ボクは自分の楽器で電気系の総入替などやったこともなく、そういう現象が現れたら楽器をチェンジするんだ、ということしか頭になかったので、そういう意味では、今回はやってみようかなと。。。
昔と違って、リペアの進歩は目覚しいものがありますよね、何とでもなるって気がしました。
さてすみません、経緯説明が長すぎて、肝心なチェックがどうだったのかということがありました。
一言でいえば
おっけ~ぃ!!(笑)
BASS BUDDY に通した際に味わえる、ちょっとフェイズがかったような奥行きの出るあの音が今度はYAMAHA PBでも味わえますね。
Sugi Bassとの持ち替えでも音量差はまったく問題ありません。
チョッパー専用ではありますけど、プレベとしてもしっかり用途がありそうですよ!
いや~長かったな~
もうこれで当分YAMAHA PBネタがでてくることはないでしょう(笑)
お騒がせいたしました!