とにかく正常なベースになりました・・・
いったい何だったのか!?すら正確には把握できない状況でしたが、結果的に、とにかくボクのYAMAHA PBはフツ~のパッシブベースになりました。
いつものN氏に連絡して、持ち込んだわけですが。。。
N氏の作業をボクは傍観するだけです(笑)
先ずは(たぶん売り物だと思う)メサ・ブギーの素晴らしいアンプにYAMAHA PBをつないで音を出します。
今度は、店内の売り物である新品のYAMAHA BBを持ち出しての比較となったようです。
話が横にソレますが、ここで比較したYAMAHA BB、これめちゃくちゃいいベースでした。
YAMAHAのBB、コイツは新製品のなかでは中級にあたるモデルですが、これでもかなりの出来ばえで、今度のBBはいいと思うな。絶対にいい音しますよ、コレ。
で、アンプに繋いだ際の聴感としては両者ともそう変わらない音量でした。
そこで、YAMAHA PBを作業台に載せ、今後どうするかを決めるために、ピックガードを外して回路をチェック。
まず回路を点検して、正常だったらピックアップの交換までやってしまうという方針があったので、預かるにしてもとりあえず回路だけはチェックしますということでした。
N氏は手元のテスターで、まず出口をチェック。
『うわ~ほんとだ、すごい数値出てますね~、こんな数値初めて見ました』
やはり、数値的におかしいということは回路に問題があるのか!
ここからのN氏の作業は、ボクにはさっぱりわかりません。。。
おそらく、その異常な数値の原因がどこにあるのかを確認するのだと思います。
順番にテスターを当てて
『この(ボリューム)ポットですかね~』
と、ボリュームポットが怪しいと睨んだN氏はポットのハンダ付けされている配線を外したりしてチェックもしています。
ピックアップについては、ボクが下に敷く『座布団』を新しいものに頼んだので、ピックアップもバラすことになりました。
しかし、そんなことをしているので、結局すべての配線をハンダ付けし直したようなことになってしまって、最終的には数値が正常になってしまいました。
『ハンダだったかも知れません・・・』
『今、ピックアップ外して配線も見ましたよね、それからなんです、数値がどれも正常になったのは・・・、ピックアップあたりの配線があるいは圧力でショートしていたり、ピックアップの裏が少し特殊な形していますから、綺麗に納まってなかったのかもしれないですね~』
『念のために、ハンダを付け直しておきます』
という状況であっけなく直ってしまったのが、今回の顛末(笑)
ハンダも古いハンダを溶かして吸い上げ、新しいハンダを新たに載せ替えましたので、なかなか気持ちのいい作業を見せていただきました。
『ピックアップは替えるのは簡単なんですけど、オリジナルがいいと思います、なので、この状態で、もう大丈夫だと思うんですが』
正常値になった、と言っても、使っているうちにまた悪くなっちゃうことはないのか聞いてみましたが、まずそれはないと。。。
結局、配線を綺麗にして、ピックアップの座布団を新しいのに変えて、おまけにGOTOHペグのトルク調整までやってもらっちゃって、工賃+座布団代、都合1,420円。
って、さんざん手間かけて、時間かかったのに、申し訳ないくらいの料金で終わりました。
しかもその場で直してもらいました(笑)いつもスミマセン・・・
あとは、家で休日にしっかりSugiやKAYと比較して確認します。
でも、なんかよかった~!!ほっとしました。