The Beat Pops | Dream Lights

Dream Lights

Blieve ! Sea of Dreams
ハーじゅう〜ツェ〜

イカした名前だぜ!Jenny Jenny ooh! Jenny Jenny(チョ~ふる~)

ビートポップス、懐かしい言葉ですね、毎週土曜日(だったかな?)CX観てました。
大橋巨泉、星加ルミ子、木崎義二、おヒョイ(藤村俊二)・・・

『牛も知ってるカウシルズ』とか言ってましたね
小山ルミも踊ってた・・・
藤村俊二さんは、まだ当時、踊りの振付師だったし。。。

そのビートポップスにあやかったのか、The Beat Popsというグループがあります。
1か月ほど前に35年ぶりに再会した、元レモンドッグ、リーダーの本山ツトム氏が最近の活動で使っているバンド名らしい。

しかし、バンドのネーミングからして、すでにこのバンドがどんな傾向の曲を演奏するのか、わかってしまいますよね(笑)

でも、これ系のバンドで、The Beat Popsという名前は、どこにでもいるありふれた名前なんじゃないかと思うんだけどな~
だって、みんな考えるもの・・・その名前。。。

もうひとヒネリ、欲しかった!(笑)

まあ、そんなことはいいとして、渋谷NOBでThe Beat Popsのライブがあるから、来てください、感想聞かせてくださいとメールがありましたので、寒いし遠いけど無下に断るわけにもいかず(ホントかよ!)、行ってまいりました。

35年ぶりに見る本山君の歌う姿は、楽しみだったんです。

今年から渋谷NOBを盛り上げる計画が進行中で、今月、来月あたりはお店の採算を度外視して?出演者を募っているようですよ。

お店に着くと、まだお客らしき人影もなく、バンドメンバーだけがタムロっている感じ。
ひとしきりお店のオーナー伸吾と昔話に花を咲かせていると、伸吾は携帯を取り出し電話を掛け始めました。
相手はこれまた懐かしいメイベリン(レッドショック)の宮崎謙実。。。
彼は銀座でバーを経営しているとのことでしたが、当時と変わらない声の様子が嬉しくて、つい長話に。。。
謙実とも35年ぶりの電話でしたが、近いうちにNOBで必ず会おう、という約束をして電話を切りました。
ここでボクは気分的にタイムスリップしてしまったものだから、これから始まるライブは、さらに期待が高まります。

さて、ライブは予定時刻を大幅にオシてのスタートとなりました。
なんでもお客様を2名待ってのスタートとか・・・
ちゃんと伸吾もドラムの前に座っています。

2ステージやって、6曲ずつ、計12曲のライブでした。
カバー曲は2曲で、あとの10曲は全部本山君のオリジナル曲という構成でしたので、このあたりも彼らしいところです。
しかし、オリジナル曲と言っても、すべてビートルズ風とでも言うのか、本山節とでも言うのか、彼らしい曲ばかりで、そのうち1曲は当時の彼のアルバムにもクレジットされている、ボクも彼とバンドで演奏したことのある曲でした。

なんですけど、相変わらず1曲が3分程度の当時の『尺』くらいになっており、6曲演奏しても20分ちょっとで終わってしまうという、あっと言う間の1ステージでした。
ボクらで6曲というと40分くらいかかるし・・・(笑)

演奏そのものは同じバンド活動をやっている自分からすれば、可もあり不可もあり、いずれにしても自分の今後のライブにはすごく参考になりました。
違う人のライブを観るって大事なことなんだな~と今頃(笑)

しかしそんなことはド~でもよくて、、ボクは当時の本山君や伸吾の姿を観ることができた、と言うだけで満足なライブだったわけです。
本山君の、絶対他の人には真似できない突っ込んだノリの良さとか、パワーアップした伸吾のドラムとかが35年ぶりに蘇ってきて、それはもう感慨も一入。

いい刺激も受けて、自分ももう一度そんなバンドでやってみたいな!と思ったり、果たして自分がそこまで戻れるのか!?という不安があったりで、ちょっと複雑ではありましたが、戻るっていうのは、ここまで戻らないとそう言わないんだなと、実感した日でもありました。