以前のブログ記事にKAYのピックガードを開けてビックリしたということを書きました。
中でも気になっていたのが、配線です。
配線というのか、ポットのハンダ付けがイイカゲンで、今にも取れそうだったりして、ちょっとノイズもあるし、一度何とかしたいと思っていたところでした。
ライブも終わって一息ついたし、N氏に聞いてみるか・・・
たまたま、立川へ出かけたついでに、いつものN氏の楽器屋さんに立ち寄りました。
『KAYなんですけど、中の配線を取り替えるとしたら、費用はどれくらいかかりますか』
『配線だけでしたら、3,000円くらいかと・・・』
『えっ?そんなんでいいの?』
『ええ、そんなもんですよ』
ということで、思ったよりもずっと安い費用で配線を交換できると知り、安心して(笑)状況を説明。
しかし、N氏から意外な答えが・・・
『でも、KAYのあの音を重要視されるんでしたら、線材はあまりハイファイなものを使わないほうがいいと思いますし、場合によっては線はそのままで、ポットのハンダ付けだけにした方がいいかも知れませんね、実はそのハンダにもいろいろあるんですが・・・』
『はぁ~!?』
『けっこう、線材で音が変わってしまうんです、ハンダとかでも』
『でも、しょせん配線でしょ・・・』
『ベルデンとか使うと、音がクリアな感じになってしまいますので、KAYだったら、もっとイナタイ線を使うとか、したほうがいいと思いますよ』
なるほど、ベルデンと言われて、なんとなくイメージがわかりました。
シールド変えると音が変わる、というアレですな。。。
さあ、困った。
ボクは内部配線は、いい線使ってキッチリ仕上げたほうが後々のためにも安心だ、と考えていたのでした。
イナタイ、って言われても。。。だいたい『イナタイ』ってなんだ(笑)
じゃあ、どうすんだ!?
リペアマンを信じないわけじゃありませんが、ハイファイな線を使ったらどの程度音が変わるのか、それだけのことでKAYがKAYでなくなるのか!?どうもピンときませんです。
もともとKAY製作者は、音を意図してあのようなダサイ線でイイカゲンなハンダ付けを行ったのか、それとも単にコストダウン、そんなもの何でもいいよ!というつもりであんな風になっているのか、ボクはどちらかというと後者じゃないかと思うんですけどね~
でも、それが結果的にKAYのあの音になってしまっているのだとしたら、どうする。
ということは、断線でもしていない限り、今回はハンダ付けにしぼって、ハンダもイナタイ?ものにしてもらって、という方策がいいのかな~と。。。
明日、いずれにしてもKAYを持ち込んで、N氏に診てもらいます。
あまりにオソマツな線だということであれば、イナタイ線を使ってもらうし、そうでなければハンダだけと。
おお、そうでした、ノイズ対策もお願いしておかないといけません。
まあ、ボクはよくわからないから、そのあたりはもうお任せすることにします(笑)
結果は近いうちに出るでしょうけど、あのKAYですよ!まさかSugiみたいな音にはならないと思うんだけど。。。