オヤジたちのライブ 2010.11.6 赤坂グラフィティ | Dream Lights

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Blieve ! Sea of Dreams
ハーじゅう〜ツェ〜

やっぱり9時間リハーサルが堪(こた)えていたようです。
やっと疲れも取れたと思って本番に臨んだわけですが、本番前のリハーサルで1曲目からいきなり

『あれっ!?手が痛い。。。』

どうやらまだ疲労が残っていたようで、リハーサル終盤には、腰まで痛くなってきました。

実はこれまでだって9時間リハーサルとか、10時間リハーサルはあったんです。
でも、こんな疲れ方はしてなかったと思う・・・
これは歳なのか、普段のリハーサル不足なのか、結局ライブは体力勝負なんですね~

会場の赤坂グラフィティはボクにとっては7回目。
さすがに慣れた会場となってきました。
しかし回を重ねるごとに、ステージを見るとだんだん狭く感じるのが不思議。
ギターのF君曰く
『それだけキミが大きくなったってことだよ』
そうか、どうやら少し太ったらしい。。。チガウカラ!

演奏の出来はともかくとして、2本のベースはボクの意図した使い方ができて、それは満足のいくことでした。
面白かったな~

今回は何度かブログにも書いていたんですけど、右手のピッキング位置を変えて弾いていました。
弦を替えて少しテンションが下がったので、その対応策としてピッキング位置をズラしてバズが出ないような弾き方にしたんです。
まあ、その結果、演奏者としては無難にまとめることができたと思ったりもしているんですけど、別な意味ではこれはぜんぜん良くなかったし、ボクとしては今後の課題となってしまいました。

リアピックアップ付近でのピッキングは『抑揚』のまったくない、何をやっても平坦で、面白くもなんともない音になっちゃって、大人しい音というのか、バンドで欲しいベースの音とは言えない、自分でもこりゃマズイな~と思いながら弾いていたんです。
リハーサル時にもちょっとそれは感じていたんですけど。。。

これはピッキング位置を少し戻して、フロントとリアの中間点くらいまでズラすか、あるいは弦をダダリオに戻すかなんですけど、一番の近道はピッキング位置を少し戻すことでしょうね。
リアピックアップの真上で弾くことについては、実際のライブでいろいろわかってきました。
ベースの音はラインで会場に流れているので、実際にどんな音になっているかはわかりませんが、自分のベースアンプからの音を基準に考えると、フロントピックアップもオンにした状態、つまりリアピックアップだけをオンにした場合を除く、フロントだけとかフロント+リアであるとか、まあ普通使うセッティングの場合なんですけど、よく聴くと音がクリアというよりは、歪みに近い音になりますね。
意識してほんとに軽いピッキングをすればなんとかなっていますが、この位置でちょっと強いピッキングをしてしまうと歪み傾向になります。
この位置のピッキングは弦との相性もあるかも知れませんが、強く弾くとむしろ歪み要素のほうが強く出てしまい、これはいただけないと。
なので軽いピッキングを主にする場合は、その分アンプのボリュームを上げることになるのですが、しかしそれでは音が単純にデカくなっただけで、前述にありますように、『抑揚』のまったく出ない、つまらない音になってしまいます。
家ではほとんどわからなくて、この位置がいいな~と思っていたんですけど、弦ってピッキングの位置とピッキングの強さはどこか同調するところがあって、自分はどの位置でどの強さを選ぶかというのは、大事なポイントになるんだと、今回実感しましたね。

で、しかもこれは少しテンションの緩いトマスティック弦だったので、その状況がさらに強調されたんだと思います。
弦のテンションが少し張った状態のダダリオだと、そこまでシビアな感触はありませんでした。

もっともっと色々な感触をトマスティックの弦については感じたところですが、これからどうするかは課題であり、それもまた今後の楽しみです。

さて、一方ライブ初登場のKAYですが、こちらは2曲で使いました。
もう、弾いてしまえばこの手のベースは勝手のわかったベースですから(笑)音もルックスも?大満足!!
ズンズンと響くベースの音は自分の原点に戻ったような気がして、こちらはリラックスして楽しみながら弾くことができました。
全部これで弾いてもいいか!?って訳にもいかないか・・・

肝心なライブでした。。。

主役のYONBOが例の9時間リハーサルで、すっかり声を潰してしまって、本番では声が出ない。
『以前より声が出るようになった』
と、サイトでも公言してしまって、リハーサルのしすぎが裏目に出たという結果になりました・・・
まだ次もあるしさ!!

それでも久しぶりの全員揃ったライブは、ボクたちも楽しかったです。

結局ステージに上がってしまえば、手だの腰だのというのも忘れてしまうんですけど、一旦ステージから降りると『くる』んですね~(笑)
第一部が終了して、第二部までの休憩の間が非常にツライことになっていまして、手は状況に馴染んできましたが、腰だけはこりゃヤバイぞと。

なんかライブの間ずっと出てくる音のことが気になって、実はライブ中もいろいろ自分では試行錯誤もやっていたので、すぐ終わってしまった気がします。
ちょっと物足りない音だったと思います。
でも、なんか糸口が見つかりそうで、それも自分では期待していたりして。。。

ご来場の皆様、楽しいステージを盛り上げていただいて、ありがとうございました。
ほんとに久しぶりのライブで面白かった!!