絵のない音楽なんて・・・ | Dream Lights

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Blieve ! Sea of Dreams
ハーじゅう〜ツェ〜

音楽CDは近いうちに、なくなると言われています。
DVDばかりになるのでしょうか・・・

CDだって、出たばっかじゃん!!

と言いたいわけですが、DVDが主流になってしまうことは、レコード盤からCDに移り変わったこと以上に大きな変化だと思っています。

聴くことから、観ることへ変わってしまうんですもんね。
確かに映像付きで観れば、よりリアルだし、訴えかけるものも、より範囲が広がります。

昔は聴くだけだったんだってよ~!ソレってオカシクね~?

ってなるんでしょうね・・・

やっとCD聴いても違和感なくなったのに、今度はDVDか~
いえ、町のレンタル屋さんで、ライブのDVD借りて観たりもしますよ!

でも、それは『聴く』よりも『観る』ほうなので、音は後回しだもんな。
その音だって、デジタルだからCDのクオリティはあるわけでしょ。
だったら、映像付きのほうが、お得ってことになるのか・・・

AV(Audio/Visual)専用のアンプやスピーカーもあったりするしね。
スピーカーを前後に置いて、低域用のモノラルスピーカーがセットになってるとかいう、アレ。
BOSEのスピーカーと一緒で、ソレ系のモノは、ボクはなんか聴いていて、気持ち悪く聴こえるんです。
スピーカーもそうだけど、そもそもデジタル音源が嫌い。
小さなスピーカーで臨場感溢れるサウンドを作って楽しむ、ということなので、それはそれでいいんだけど・・・

さて大昔は、蓄音機というものがあって、いまだに多くのファンの方々がいらっしゃいます。
ボクは蓄音機の音には『良さ』が感じられなくて、その後のアナログ・オーディオが好きなのですが、それは、時代や世代の違いが根底にあると思うんです。
ボクは蓄音機の時代に育ってないし、若い頃、素晴しいと思ったものが70年代のオーディオですから、それがいいと思っているだけなんですよね。
蓄音機ファンの方に言わせると、なんでこの良さがわからないんだろう、ということにもなると思うんですけど。

これって、アナログからデジタルになったことや、CDからDVDになることだって、同じことだと思うんですよね。
その時代に育った人には、そのときの音やシステムが最高のものだろうし、ボクがいくらレコードがいいぞ、って言っても、それはもう蓄音機といっしょで、その時代の人にはわからないんではないでしょうか。
時代が違う、としか言いようがありませんよね。

だからいろいろな世代の人が、いろいろな方式で音楽を聴いたり観たりするわけですね。
あとは、その時代の変化について行くか、行かないか・・・という違い。

まあ、それぞれが楽しけりゃいいわけで・・・