トラスロッド・カバーが!! | Dream Lights

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ハーじゅう〜ツェ〜

もう1ヶ月も前になります。

Sugi BassTakamine、それにG&Lの弦交換を行っていた時です。


弦の交換はスムーズに出来て、それはそれで問題ないんですが。

その後で、この際だからと機材バッグ(譜面、予備の弦、チューナー、筆記用具、シールド、工具類etc.)の中の工具が入ったポーチを整理しようと思ったんです。

ポーチの中には、ドライバー、ラジオペンチ、六角レンチ、パイプレンチ、電池等々入っていまして、現場での緊急の際には、調整できるようにいつも持ち歩いています。

しかし、その中でも、六角レンチは大小様々なサイズがゴチャっと入っているので、いつか整理しようと・・・

これは何年も前からの積み重ねで、過去に所有していた、いろいろな楽器のツールが、そのまま増えていったんですね。


しかし、現在3本の楽器しか持っていないわけですから、最低3本の楽器に対応する六角レンチやパイプレンチがあればいいわけです。

六角レンチも増えると重いし、探す時の時間短縮にもなる・・・


そこで、床に店を広げ、G&LTakamineSugi Bassそれぞれに必要なものだけを選りすぐっていたんです。


さて、そして最後にSugi Bassの番。

ブリッジも、どの六角レンチかわかったし、あとはトラスロッドかと
これは購入後初めてのことですが、トラスロッドカバーのビスを緩めたんです。


緩めたら、ネジ穴も半分欠けた状態で、トラスロッドカバーが欠けました。。。


このカバーはヘッドの木材とお揃いの木材で作られていて、ものすごく薄い木だったんです。

しかも、ネジ穴にはご丁寧に、ザグリまで入っている。。。

したがいまして、ザグリの入った部分のネジ穴は、厚さコンマ何ミリという極薄の板となっています。


これがネジを緩めた力でカバーごと欠けてしまったんですね。


とりあえず、他の2ヶ所も慎重に緩め、カバーを外しました。

まあ、ここで本来の目的であるSugi Bassに合うレンチはどれか、しかもパイプレンチだった、ということはわかったんですが、もう、そんなことは意識のなかでは、ど~でもいいことになってしまって・・・


『欠けちゃったぞ!!どうしよ~』ということばっかり(笑)


悪いことに、欠けた部分はネジ穴の半分がイカレてしまってますから、このままネジ留めすることもできません。


とりあえずの処置として、アロンアルファで軽く、欠けた木を付けて、そのまま元に戻しました。

欠けた部分のネジは、ほんとに『か~るく』締めた程度にしてあります。


しかし、信頼していたSugi Bassのこんなところに落とし穴があったとは!!


そして、先日、購入先へ電話して、事の事情を話し、何とかしてくれと相談しました。


緩めただけなのに(しかも初めて!)、なんで欠けてしまうのか。

修理か交換か、どういうことになるのかわからないが、同じものでは耐久性に欠けるので、考えてほしい。

ユーザーとしては、とにかくプラスチックでも何でもいいから、そんなことで気を使わなくて済むものにしてほしい。


というようなことを、楽器店に要望しました。

楽器店側でも、店内にある同じメーカーのベースで、同じようにトラスロッドカバーを開けたりして、カバーの状況を確認していました(電話でなので、見えません・・・)。

しかし、保証期間でもあるし、問題が難しいと判断したのか、一旦メーカーへ問い合わせて、それから正式にお返事いたしますということになりました。


そして、その日のうちに楽器店から電話が掛かってきて、Sugiでは基本的には『作り直します』という返事だったそうです。

ついては、ネジ穴の位置を正確に知りたいので、現物を送ってほしい、ということでした。


ボクは近々ライブがあるので、それまで待ってほしいこと。

作り直すと言っても、同じものを作ったのでは、また同じような結果になるのではないか。

ということを言って、楽器店側は再度、メーカーにその辺りのことを相談してみます、ということになりました。

ですので、少々時間をくださいということでした。


そして、今日楽器店から電話がきました。

それは、トラスロッドカバーを作り直すにあたっては、具体的にどういう策をとるかは現段階では未定ですが、いいものを作りますのでお任せください。

というお返事をいただきました。


楽器店の人に話を聞くと、今回のようなケースでのクレームは初めてだそうで、トラスロッドカバーを再確認しているのだとか。。。

木を厚くするのか、裏に何か貼るのか、ぜんぜんわかりませんが、いずれにしても、元通りになればボクはいいし、作ってもらえるのであれば、よかったな~と。


本体ごと送っていただければ一番いいんですが、と言われましたが、ボクは本体を送った場合の事故のほうがもっと心配なので、トラスロッドカバーだけを送ることで納得してもらいました。

ナンだったら、本体をSugiの工場に持って行こうかと。。。


納期は1ないし長くて2週間。


さて、どんな結果になるのか。