かつてはMeshell Ndegeocello(ミシェル・ンデゲオチェロ)にもビックリしましたが・・・
最近のEsperanza Spalding(エスペランサ・スポルディング)には、ビックリどころか、感動さえしましたね。
ただ同じすごいでもPaola Venturini(パオラ・ベントゥリーニ)のようなタイプのベースは、感動もしないし、ビックリもしないんですね。。。
って、それだけじゃよくわからないでしょうけど、それぞれの動画はいっぱいありますからyoutubeでじっくりご覧くださいね、
まあ、とにかく世の中、すごい女性ベーシストがいるものです。
ただ、ボクが最近のベース事情を知らなくて、出てくる人みんなにビックリしているだけかも知れませんが、あらためて、いろんな意味でベースも変わったし、時代が変わってたんだな~と、思わされています。
ひとつは女性の感性のスゴさですね。
あの感性は、男性は持ち合わせていないところだと思いますし、そこがすごいと思わせる要因の一つなんじゃないかな、と思います。
何が違うって、根本的に『自由』さが違っているんだとボクは思っているんですね。
男性は何か社会的なものを背負っているというか、それでもミュージシャンですから、相当『自由』な人たちには違いないのでしょうけど、それなのに男性の場合は、比べてしまうとまだまだ、どこか束縛されている感が否めないですね。
その点、女性の場合は演奏においてさらに『自由』さを感じます。
表現するものが、何も束縛されていないように感じるんですよ、ほんとに『自由』なんだな~って。。
理論や理屈を通り越したところで出てくる感性は、男性と全然違うと思います。
ボクには出来ない・・・
ということでしょうか。。。
もともとのレベルが違いますから到底無理ではあるんですけど(笑)、いくら練習したって、こうは出来ないな~と思ってしまいます。
恐らく、生理的に出来ないんじゃないかと(笑)
でも、その『自由』さは羨ましいわけで、あんな風に弾けたらいいだろうな、とつくづく思うんです。
そういう意味では、女性の弾くベースはいい進化をしているんだなと、このオヤジは外野席から応援したりしています。