弁当論 | ドアを開けろ

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弁当が好きである!


昼時間に包みをほどいて弁当箱の蓋を開ける瞬間は、人生の幸福を感じる時である。


一人暮らしの自炊生活が長かったので、自分で弁当を作っていたが、自分が作った弁当でさえ、幸福感が揺らぐことはなかった!


人様が作ってくれた弁当であれば尚更である!


さて、日経新聞の「私の履歴書」に女優の浅丘ルリコさんが連載されている。(この方女優さんやったのね・・・)オレはてっきり歌手と思っていた。


それによると、浅丘さんも幼い頃は裕福ではなかったらしい。


子供の頃、学校に弁当を持っていくと、おかずが粗末なことが恥ずかしくて、隠して食べていたとか・・・


その記事を読んで思い出した。


オレも子供の頃「キング・オブ貧乏」と言っても差し支えなかったので、弁当のおかずは粗末であった。


梅干弁当なんてのは当たり前で、梅干の変わりに鮭の切り身が乗っていたら超ご馳走であった!!


それでも、母が作ってくれる弁当は、この世の何物にも変え難い弁当であったのだ!


中学の同級生に、はやり貧乏な奴がいて、そいつはいつも腕で弁当を隠すようにして食べていた。


それを見た数学の先生が「隠して食べたらアカン!」


と注意していたのを思い出す。


恥かしくて隠したい気持ちはよく分かるが、堂々とするべきである!


高校時代になると、余りにも粗末なオレの弁当を見た親友が、昼時間になると、教室中のおかずを弁当の蓋に集めてくれるようになった。


弁当バイキングである。おかず一品の提出を拒む奴は居なかった。


拒否すれば血の制裁が待っているのだ。


クラスに40人居れば、40品のおかずが提供される。


おかずが、梅干だけであろうと苦になることはなかった!


結婚して現場仕事をしていた頃は、嫁が弁当を作ってくれた。


最初、弁当を作ることを渋っていた。


面倒臭いのと、料理が得意でないのは承知であったが、コンビニ弁当が嫌いなオレは拝み倒して弁当を作ってもらうようにした!


「弁当のおかずに絶対文句は言わない!」と。


弁当の蓋を開ける時のドキドキワクワク感は、他では味わえないのである!


これを読んでいるキミ達も母親や奥さんが作ってくれる弁当に文句を言ってはいけないのだ!