『ビッグコミックオリジナル』連載漫画【しっぽの声】74「数値規制」『The数値規制』Evaの要望

『ビッグコミックオリジナル』連載漫画

【しっぽの声】の第74話「数値規制」
5日発売の10.20号に掲載！

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『ビッグコミックオリジナル』で連載中の漫画【しっぽの声】https://bigcomicbros.net/comic/shipponokoe/

の第74話「数値規制」が、5日発売の10.20号に掲載されました！

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*あした会えるさ『忠犬タローものがたり』映画化決定＆【ビッグコミックオリジナル】『しっぽの声』73　（2020年9月4日号）

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漫画を通じ、これまで動物に関心がなかった方にも、日本の動物が置かれている現状について知っていただき、考えていただくきっかけになれたらこんな素晴らしいことはありません。
―【公益財団法人動物環境福祉協会Eva】ー理事長杉本彩

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人間にとっては見るためのケージ。
私にとっては、住む場所…
どちらを優先してるの？
「数値規制」は、動物の幸せの一歩となるはずなのに…
それとも…

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ここで、「ペット事業に初の数値基準設定へ “悪質な事業者排除を”」と題して、

先日、10月3日にNHKでも放送された『数値規制』について説明しますと…

【環境省】は、狭いケージに動物を閉じ込め、十分に世話をせずに飼育する悪質なペットショップやブリーダーを排除するため、飼育できる動物の数について、初めて数値基準を設ける方針。
その素案は、ケージの大きさについては、運動スペースが別にある場合、犬や猫には、縦が体長の2倍、横が体長の1.5倍の長さが必要などとし、飼育できる数は、いずれも従業員1人当たりで、ブリーダーの場合、犬が15匹、猫が25匹まで。
ペットショップの場合、犬が20匹、猫は30匹までとしています。
基準に違反し、改善されない場合には罰金が科される場合もあり、【環境省】は10月7日の有識者会議で数値基準の案を正式決定し、一般からも意見を聴いたうえで、来年6月から規制を始める方針とのことでした！

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しかし、私たち『公益財団法人動物環境・福祉協会Eva』

では、この「規制案」につきましては、小泉進次郎環境相に要望書を提出しました。

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『杉本彩さん、犬猫の繁殖業者への数値規制案に「改善が必要、諦めず要望を続ける」』

―朝日新聞9月22日記事より…

―特に思いを込めたのは、人員の配置についてです。
例えば販売業者が扱う際の基準が、従業員1人につき犬20匹、猫30匹は多すぎます。
この基準では健康管理が満足に出来ません。
実際に、この基準程度で飼育していて、何匹も死なせたと明かす店舗もあります。
販売は動物の餌やりや、排泄の世話に加え、接客する業務です。

そうした時間を考慮すると、1人につき10匹でなければ、現状を変えることはできません。
優良ブリーダーやペットショップ従業員らから聞いた話、そして私自身の飼育経験を踏まえてそう思います。
また、「規制案」には、業者が犬や猫を飼育する際のケージの面積基準も示されていますが、

こちらも納得は出来ません。
特に動物を管理するケージの高さは問題です。
犬では体高の2倍とされていますが、これでは前脚を上げて自然に立ち上がることは難しい。
跳躍することも考えると、そもそもケージに高さを設けること自体に無理があると思います。

出産回数の上限値も含め、規制案に掲げられた様々な数値の改善が必要だと感じています。
そして、今回示された「規制案」を、

来年6月に省令として施行されるまでに大きく変えることは難しいかもしれませんが、

今後も諦めずに要望を続けていきたいと思います。

動物を巡る課題は根深く、消費者側の意識の変化も大事です。
10年後には、さらに環境が良くなっているよう発信を続けていきたいと思います。
―杉本彩「朝日新聞」9月22日記事より

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10月20日発売の【しっぽの声】第75話『数値規制（下）』も、

続けてご覧いただきますようよろしくお願いいたします。

尚、「それが動物愛護の現実なのか?」いのちの叫び！
最新単行本第7集は、大反響発売中ですから、この機会に【しっぽの声】の単行本第1集～第７集をお読み下さい！
http://www.eva.or.jp/shipponokoe

漫画【しっぽの声】https://bigcomicbros.net/comic/shipponokoe/　

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