銀座に感じる「粋」の美学!毎日新聞夕刊8月12日号『私だけの東京2020に語り継ぐ』由美ママ登場 | 銀座由美ママの心意気

銀座由美ママの心意気

働く女の心意気を、銀座という世界を通して、様々な観点から表現したくブログを始めました。 そんな銀座ママの日常です。どうかご笑覧下さいませ。




銀座に感じる「粋」の美学




昨日

8月12日

毎日新聞の夕刊

水曜日の連載特集

『私だけの東京・2020に語り継ぐ』http://mainichi.jp/feature/mytokyo/

に伊藤由美ママwww.yumi-ito.com が登場しましたビックリマーク

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*http://mainichi.jp/shimen/news/20150812dde012040002000c.html

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2015年8月12日毎日新聞夕刊 伊藤由美ママ記事
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2015年8月12日毎日新聞夕刊 伊藤由美ママ記事2

この

インタビュー記事掲載については

すでに

ブログでお知らせしていましたが、

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*『私だけの東京・2020に語り継ぐ』毎日新聞の夕刊水曜の特集記事8月12日号に伊藤由美ママ登場! (2015年8月8日号)


今号でご紹介させていただきますビックリマーク

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私が名古屋から初めて銀座に出て来たのは、

18歳、高校3年の夏休みでした。


美容室で何気なく開いた女性週刊誌に、

銀座のクラブで働く女性の特集記事が載っていたのです。


さらにその数日後、

父の書斎で偶然、

銀座のクラブのマッチ箱を見つけ、

すぐに電話したんです。

「そちらで働きたい」と。



東京に行きたい理由があったんです。

好きだった男性が東京の美大に進学希望で、

追いかけたかった。


さらに、

作家の林芙美子さんの「放浪記」を読み、

主人公が銀座で

「カフエーの女給」として

たくましく生きる姿に魅せられていたこともありました。



親に黙って家出同然で銀座のクラブで働き始めましたが、

1週間ほどで連れ戻されました。


でも、

その後は私の決意の固さにあきらめたようで、

高校卒業と同時に銀座のクラブで働くことになりました。


怖いもの知らずというか、

楽観的というか、

とにかく人生の旅立ちでした。



銀座に来て心を動かされたのが、

銀座4丁目の交差点にある商業施設「和光本館」です。


明治時代から銀座のシンボルとして有名ですが、

時計塔から流れてくる時報のチャイムを耳にするたび、

「銀座の女として生き抜きたい」

と決意を新たにしました。


「和光」の中へ一歩入ると、時計やバッグ、装飾品などが並んでいます。

ひとつひとつが決して華美ではなく、

気品にあふれている。


まだ10代でしたが、

「いつか上品な大人の女性になりたい」

という気持ちになりました。


今も時計塔を見上げると、

「今日も頑張らなくちゃ!」と奮い立たされます。




銀座のクラブは、

歴史に大きな足跡を残された方々が、

夜のひとときを過ごした場所です。


政界、財界、芸能界の方々も多く、

文化的交流をするサロンでもあります。

高校を卒業したばかりの私には、

接客は「学びの場」でした。


お客様のお話に少しでもついていけるよう、

日々新聞に目を通し、

歴史や文学の本を読みあさりました。


礼儀作法や立ち振る舞いも身につけました。


そのかいあって、お店のナンバーワンになりました。



その後、

有名店にスカウトされて「雇われママ」になりました。

ところが、「好事魔多し」で人生初の大ピンチが待っていました。

オーナーがある事件で逮捕されてしまい、

出資者から急に1500万円の返済を迫られたのです。


あちこちに必死に頭を下げ、

売掛金を早めに回収することで何とか乗り切りましたが、

「人に振り回されるのはもう嫌」と思い、

23歳で小さいながらも「クラブ由美」を開店しました。



バブル崩壊やリーマン・ショック、

東日本大震災などの不況や自粛ムードが世間に広がるたび、

売り上げ半減といった危機がありましたが、

2013年に30周年を迎えることができました。

感慨ひとしおでした。




銀座には「気品」「伝統」といったイメージがあると思いますが、

私は「粋」という美学を感じます。


「粋」は辞書には「服装や所作が洗練されている」

「人情の機微に通じている」

などと書かれていますが、

私は「大事なものを守る心意気」だと考えています。


百貨店からブティック、

すし屋、ステーキ店までさまざまなお店がありますが、

「銀座を守る心意気」

を持っている人々が数多くいます。


例えばすし屋でお客さんから納豆巻きを注文されたら、

「うちは江戸前の店だからありません」

と断るお店もあるそうです。


たとえお客様のリクエストでも、

ここで店を構えている以上、方針は曲げられない、

という心意気が大事だと思うのです。



この数年で銀座の様子は大きく変わりつつあります。

洋服などの量販店が増え、

海外からの観光客が多く訪れています。


それに残念なことですが、

以前はほとんどなかった悪質な客引き、

いわゆる「ぼったくり」が散見されるようになりました。


そこでこれまでに2回、

クラブのママたち約100人で

「客引きを許すな」と練り歩きました。



20年開催の東京五輪が近づくにつれ、

海外からのお客様がより多く銀座に訪れるでしょう。

銀座の魅力と文化が少しでも多くの外国のお客様に伝わるよう、

何かお手伝いをしたいと思っています。

―【聞き手・江畑佳明、写真・猪飼健史】

http://mainichi.jp/shimen/news/20150812dde012040002000c.html

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伊藤由美ママwww.yumi-ito.com 撮影カメラ猪飼健史(メイク 重久聖子)

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伊藤由美ママ写真 撮影・猪飼健史

上記

簪は『銀座かなめ屋』製http://www.ginza.jp/kanameya/

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*菩提樹と毛断嬢の並木みち・・【GINZA】10月号ファッション調査隊番外編銀座ママの場合!に登場 (2011年10月3日号)

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銀座由美ママの心意気-銀座かなめ屋 簪 黒鼈甲と真珠  


ヘアーは『ノーブルパール美容室』http://noblepearl.jp/ (担当 松崎さん)

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*【FLASH】12月2日発売12・16号特集『銀座の流儀&しきたり』由美ママ密着取材メイキング! (2014年11月16日号)

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この機会に

毎週水曜日は

『私だけの東京・2020に語り継ぐ』を

毎日新聞夕刊の誌面でご覧ください音譜



毎日毎日新聞夕刊http://mainichi.jp/feature/mytokyo/

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