更衣して軽々と現はれし・・恵比寿ガーデンプレイスのカジュアルなイタリアン『ブコ・ディ・ムーロ』! | 銀座由美ママの心意気

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働く女の心意気を、銀座という世界を通して、様々な観点から表現したくブログを始めました。 そんな銀座ママの日常です。どうかご笑覧下さいませ。




更衣して 軽々と 現はれし  
―稲畑汀子
 


皐月も残すところ1週間余りとなり、
まもなく「更衣(ころもがえ)」の季節となりますが、
日曜日の朝はいかがお過ごしですか?


来週末に家族旅行を控えている由美ママは、
昨日から、少しづつ“袷”の着物を仕舞い始め、
今日もこの雨の中を、着物と洋服を同時に“衣替え”していますが、
これから夕方までのしばらくは、この作業に追われそうですね・・・あせる


銀座由美ママの心意気-恵比寿ガーデンプレイス

銀座由美ママの心意気-恵比寿ガーデンプレイス2 銀座由美ママの心意気-ブコ・ディ・ムーロ 看板
由美ママんちの近所「恵比寿ガーデンプレイス」には、カジュアルな雰囲気なイタリアン『ブコ・ディ・ムーロ』 http://www.bucodimuro.com/index.html が在ります。

銀座由美ママの心意気-ブコ・ディ・ムーロ

銀座由美ママの心意気-ブコ・ディ・ムーロ 店内





さて、「更衣」とは、平安時代から始まった習慣ですが、
かつては中国の風習に倣って、
陰暦の4月1日と10月1日が夏冬の「更衣の節」とされ、
これを「更衣(こうい)」と呼んでいました。


また、着物だけでなく、調度品(収納家具や装飾品など)や建具までも、
大々的に模様替えし、
この季節に合わせて衣類や調度などを替えるのがそもそもの「更衣」とされ、
当時の平安朝宮中では、4月1日(旧暦)に衣服や御帳 (みちょう) を
夏物に替え、畳を新しくし、
同様に10月には冬装束に改めました。


しかし、当時の天皇の着替えの役目を持つ女官の職名も、
同じ「更衣(こうい)」と呼ばれ、
この「更衣」は、後に、天皇の寝所に奉仕する女官の「女御(にょうご)」に次ぐ地位となったため、
その後は「更衣」とは呼ばずに、“衣替え”と言うようになりました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%A3%E6%9B%BF%E3%81%88



銀座由美ママの心意気-ブコ・ディ・ムーロ 生ハム 銀座由美ママの心意気-ブコ・ディ・ムーロ 鮮魚のカルパチョ

銀座由美ママの心意気-ブコ・ディ・ムーロ ヤリイカの海老包み

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ところで、江戸時代の随筆家・喜田川守貞が書いた
当時の風俗や事物を説明した『守貞漫稿』には・・・
「四月朔日。更衣と称し、今日より五月五日に至り、袷衣を着す。
因之、今、苗字に四月一日と書て、わたぬきと訓ず也。」
と記されていますが、
この江戸時代の「更衣」とは・・・
4月1日から「袷小袖」。
5月5日から「一重帷子麻布」。
9月1日に「袷小袖」に戻り、
9月9日には再び「綿入小袖」を着ることを幕府が定め、
ちなみに珍しい姓の“四月一日”を“わたぬき”と読むのは、
この「四月一日に綿入れの着物から綿を抜く・・・」風習からの由来だそうです。


また北関東から東北にかけては、
六月一日を“絹脱ぎ朔日”と云って、
「夏服を着て神に詣でたり、蛇が皮を脱ぐので、桑畑に行ってはいけない!」
などの言伝えがあるそうで、
現代の六月一日の“衣替え”は、この事にも因るのかもしれませんね。http://bbs.com.nifty.com/mes/cf_wrentC_list/FKIMONO_B021/wr_type=C/wr_page=1/wr_sq=FKIMONO_B021_0000000037

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『ブコ・ディ・ムーロ』は、気軽にイタリア料理を楽しんでいただける“ピッツェリア・リストランテ”スタイルのレストランですから、色鮮やかなアンティパストや、風味豊かなパスタ、また石窯で香ばしく焼き上げるピッツァなどのプリモピアットをお楽しみ下さい!http://r.gnavi.co.jp/a077107/



好きな色 一つ増えたる 更衣  
―稲畑汀子 
 


そんな「更衣」を終え、まもなく重い冬衣を脱ぎ捨て、軽くて涼しい夏衣に“衣替え”、
心身ともに爽快となる夏ですから、
一日も早く真新しい“好きな色”の着物に袖を通したく思う由美ママでした!!!