得失不復知 得失 復た知らず
是非安能覚 是非 安んぞ能く覚らんや
千秋萬歳後 千秋 万歳の後
誰知榮與辱 誰か栄と辱とを知らんや―陶淵明
細川護煕元首相の新刊【跡無き工夫 削ぎ落とした生き方】が発売されました。http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=200707000374
本書は、細川家18代当主の著者が綴晴耕雨読から悟りきったその心境を“跡無き工夫”の境地とし、
四季の自然の移ろいにまかせた“削ぎ落とした生き方”を、先人の生き方から学んで書かれたものですが、
幼少の頃より、日本文化と精神を体現し、
「本物を知る当代一の目利き」故白州正子女史の生き方と美意識に感銘を受け、
かつ自ら日本の伝統文化を背負いつつ、還暦を機に政界を引退し、
晴耕雨読に入った著者が辿り着いた先とは・・・?本物の自由とは・・・?
とある初夏「不東庵」“一夜亭”にて、由美ママ贔屓の和菓子店『源 吉兆庵』http://www.kitchoan.co.jp/ の
岡田拓士社長・岡田憲明副社長と・・・http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10377235885.html
初夏の「不東庵」
若い時分に読んだ本に
時たま傍線や書き込みがあるのを見つける
そのときどう感じてそうしたのか
考えつつ当時の自分の人生の瞬間を振り返るのも
楽しいものである・・・
と【跡無き工夫 削ぎ落とした生き方】から、散りばめられた“言葉”の豊かさを味わえる一冊ですから、是非ご一読いただけますこととよろしくお願い致します。