何となき ただ一ひらの 雲に見ぬ みちびきさとし 聖歌のにほひ
―与謝野晶子
街中のすべてが煌びやかなイルミネーションに彩られ「Christmas」一色となりましたが、
いよいよ冬将軍の到来が感じられるような肌寒い朝はいかがお過ごしですか?
今の季節を彩る風物詩としては、「Christmas」が最も盛んですが、
日本でもほとんどの人々が、「Christmas」にはツリーを飾り、
イエス・キリストの“降誕の日”「Christmas」を祝っていますね。
銀座『MIKIMOTO』クリスマスツリーhttp://www.mikimoto.com/jp/
フレンチの名門『レカン』http://www.lecringinza.co.jp/
“個室”スペース的なテーブル
さて、この「Christmas」には、なぜツリーが飾られるようになったのでしょうか・・・?
それは、1200年前頃の北ヨーロッパの“木”の崇拝の習慣から始まりますが、
今朝はその物語をここに紹介させていただきます・・・
―あるイブの夜、森の中で、聖ボナファツィオが、大きな樫の木を囲んでの儀式に遭遇し、
そこで“木”に捧げる生贄の王子を見つけました。
それを見た聖ボナファツオは、「その子を殺すな。木は神ではなく、我々と同じ被創物だ!」と叫び、
その声に驚いて式を止めた人々の前で、大きな“木”を切り倒しました。
するとそこから突然、小さなモミの木が生まれ出てきました。
そして彼は、生まれた“枯れることのない緑の木”がキリストのシンボルであり、永遠の象徴と説き、
人々にキリストは“生命の木”と説明し、キリスト生誕の話を伝えました。
その話に、救われた王子をはじめ人々は感動し、キリスト信者になったと言われています。
それ以来、「Christmas」になると世界各国で、ツリーが飾られるようになりました。
そんな由来のクリスマス・ツリー物語でしたが、ところで「Christmas」には、どうして“赤と緑”の色合いで、
飾られるようなったのでしょうか?
先ず“緑色”は、上記物語より、モミの木やヒイラギのように、“枯れることのない緑の木”を、
永遠の命を齎すイエスのシンボルとしたり、または希望を齎す色として、この“緑色”が使われるようになり、
それゆえ“緑色”のヒイラギの棘は、
イエスが十字架に架けられたときに、被せられた“いばらの冠”の象徴となりました。
次に“赤色”は、ヒイラギの赤い実が、イエスが十字架で亡くなられたときに、流された血の“赤”を表すとされ、
以上のような謂われから、「Christmas」と言えば、いつも“緑”と“赤”が使われるようになったようです。
その他の“赤色”では、「Christmas」の花としては“ポインセチア”が有名ですが、
中南米産のこの花は、元は中南米に住む信者の人々が、葉の姿が“星の形と似ている”ことから
「Christmas」に飾っていましたが、それがその後、世界中に知られるようになったのは、
19世紀にアメリカ大使として活躍した、メキシコ人「ジョエル・ポインセチア」が、この花を大変気に入り、
自分の故郷に贈ったのがきっかけで、彼の名前をとって、“ポインセチア”と名付けられたそうです。
http://hw.sakura.ne.jp/~yumi/xmas/xmastop.htm
ずわい蟹キャビア添え&甘鯛ヴェルデュレットソース
でもやはりメインは“肉食獣”の面目を保って、“牛ロースの黒トリュフがけ”!!!
すべてが正統派フレンチ銀座『レカン』は、ゆったりとしたアールヌーボー調の素晴らしい雰囲気の中、最高の晩餐が楽しめます。http://r.gnavi.co.jp/g281700/
耶蘇祭 七面鳥が 青くなり ―福沢諭吉
そんな降誕祭「Christmas」ですが、今日これから由美ママは、「Christmas」にちなんだ“赤”のウエアを身にまとい、『カメリアヒルズCC』www.camelliahills.com
へと出かけて参ります!!!