皆さん、こんばんは。
今日は新年なのでおめでたい話題を。
ちょっと前ではありますが、12月中旬に京都に行ってきました。
いろいろと目的はあったのですが、そのなかの一つが近又さんでの食事でした
12月は、五代目中村雀右衛門襲名披露が先斗町歌舞練場で行われておりました。南座が耐震工事中のため今回初めて歌舞練場での上演でしたが、恒例のまねき上げはいつも通り南座正面で行われ、掲げられていました。
「まねき」とは役者さんの名前が記載されている板のことです。上記の写真が今回の南座の様子です。今回は残念ながら歌舞伎は拝見できませんでしたが、かなり近くて見られてよかったようです。
今回の近又さんの食事での感動は、ご主人がデザインされたお椀でした。
このお椀の持ち手（糸底）には定式幕
ふたをあけると、お椀の正面に「まねき」が
粋な演出でお料理がおいしいのはもちろん、おもてなしの神髄をみました。
設えやお庭も素敵でしたよ。ちなみにこちらの建物は国の登録有形文化財です。
今回、ご一緒した方々のおかげで楽しい夜となりました。
この後、さらに和のことを精進しないといけないと襟を正す出会いもあり、今年も昨年以上に頑張っていこうと思った一日でした。