銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です
昨朝のNHKおはよう日本で、乳房再建手術の特集をしていました
こちらの写真集が発売されるというお話にからめての特集でした
乳房再建については先日書いたばかり
日本で乳房再建手術が行われる割合は、諸外国と比べてかなり低いです
これは、術後に乳房が無くなっても日本人はあきらめている人が多いのかというと、そういう訳ではありません
医師からの提案が無い
というのが一番の問題です
今年10月に乳房再建を行った患者さんたちの写真集が出るみたいで
そのモデルの一人も、情報については訴えていました
こちらの方の訴え
乳がんと診断される
↓
急いで手術しましょうと主治医が手術日を設定
↓
「乳房再建もしたいのですが…」
↓
形成外科医とも調整しなきゃいけないから、手術日がだいぶ先になっちゃうけど…
↓
「一日でも早く手術したいので、そのままで…」
↓
後日、エキスパンダーを入れる手術を行う
(また後日、インプラントとの入れ替えを行う)
合計3回手術をしなければいけなくなったというものですが、これは実はよくあるお話です
そこであきらめてしまう人もいます
しかし、なぜ医師からの提案がないのか
やれる施設が少ないというのが一番の問題です
再建できない施設では、提案すらされないことが多々あります
地域の問題は大きいかもしれません
医療過疎地域ではまず無理ですね
乳癌学会などから、医師から勧めるよう提案するよですが、果たして進むのか、、、
形成外科医が増えているとは言っても、乳房再建ができる形成外科医は一部ですからね、、、
外科医不足の中でも、乳腺外科や乳房再建専門の女医さんは減ってはいないようですが、もっと増えて欲しいですね
そういえば、外科医不足のこともつい先日話題になっていました
先取りしてちょうど外科医不足の記事を書いてました
話はもどりますが、乳房再建の写真集は、実は乳房再建が保険適応になったくらいの時に、アラーキーが出版していました、、、知らなかった
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