銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です
更新頻度下がりますって言ってるのに、「いいね!」も閲覧数も、いつもよい多かったという、、、
温かいコメントまでいただいて、、、
忙しくても、書きたくなるじゃないですか!!
昨日は乳がんで亡くなったいとこの命日でした
彼女がいなければ、私が自由診療の道に入ることは無かったでしょうし、今のクリニックも無かったと思います
さて、本題に入ります
進行がんの治療は標準治療だけでは難しいと、常々思っています
これは副作用対策も含めてのお話です
標準治療だけでも難しいし、自由診療だけでも難しいのががん治療です
たまに、絶対に標準治療はしたくないという患者さんが来られますが、まずは受けてから併用しましょうと説得します
先日もそんな患者さんが来られて、まずは受けましょうと説得し紹介しました
標準治療の病院で抗がん剤治療が始まったかなと思っていたら、当院に戻って来られました
病院には行ったそうなのですが
あなたのがんは100%治りません
といきなり言われたそうです
標準治療の先生は、そう言いがちですよね、、、
わざわざ言わなきゃいいのに、言っちゃうんですよね、、、
初診のがん患者さんにいきなり言わなくてもねぇ、、、
で、その方は
そんな医者には診てもらいたくないと次の予約を取らずに帰ったそうです、、、
その気持ちは分かりますよ
分かるんですけどね、、、
その辺はちょっと我慢して、、、
と思ったのですが、その方には無理なようです
私は診察の時に「治りません」という断定する言葉は使いませんし、「治します」とか「治ります」という断定もしません
言い切らないのが良いのか悪いのかは分かりませんが、「治りません」という言葉を受け入れたくない人には良いかもしれないですし、「治ります」が欲しい人にはダメなクリニックなのかもしれません
たまに、「免疫療法で治りますか?」「治る確率はどれくらいですか?」といきなり聞いてくる患者さんがいますが、「人によるので分かりません」と答えちゃいます
だって、ホントだもん
集患のために「治る」って言っちゃうところありますけど、それを言っちゃったら、医療者じゃ無くなります
過去に、成約率が悪くて辞めさせられた経験もあります、、、
じゃあ、ハマモトは患者に何を与えてるんだ?
「がんと闘う方法」と「闘う気持ち」を一緒に考え、あとは話を聞いてあげる感じです
そのスタイルでやってきて、もうすぐ6年
これからも変わらないかな
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