銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です。


 

今日は東京マラソンなので

 

銀座の中央道りも日中閉鎖となります

 
朝はまだ人も居らずに閑散としてました

 

これから人混みがスゴいことになるので

 

朝にひと仕事したら銀座から退散しました

 

コロナ禍で子どものスポーツイベントは

軒並み中止となる中にあって

数万人単位で大人や障がい者が参加する

マラソン大会を開催する…

意味が正直分かりません

 

野外だから安全…なのか?

 

 

実は一昨年の第2、第3波の時に

よく皇居を走っているという知り合いが

立て続けに何人か陽性になりました

 

やっぱり一生懸命走っていると

かなりの量の唾液が飛びます

それも結構遠くまで

 

それでランナー同士で感染したのかな

と勝手に想像しています

(当時は優れたスポーツマスクがなく

バンダナ巻いていた人が多かったので

それも要因かも知れません)

 

 

 

 

では本題に

 

先日、記憶から消し去りたかった人に

数年ぶりに会ってしまいました

 

その人は、某がん治療クリニックの

運営側の人です(医師ではありません)

 

 

私がそのクリニックに関わったのは

ちょうど院長が辞めて(理由不明)

ほぼ非常勤で回していた時で

私は知人づてに手伝って欲しいと頼まれ

週1回非常勤で入りました

 

当時はまだ医療広告規制がなく

「がん」「ステージ4」「末期」

などのワードで検索したら

広告費をかければかけるほど

Googleの上位に表示される時代でした

 

そのクリニックの集患方法は

運営会社がGoole広告で集患し

その会社が問い合わせ先となる

問い合わせするとカウンセラーが対応し

「◯◯治療で治る人もいますよ」

と伝えてクリニックに誘導する

という当時ならではものでした

(今でも同じことやってるところはありますが…)

 

カウンセラーの方はさすが鍛えられてて

患者さんの話を聞いてあげて

クリニックのカウンセリングに繋げます

 

 

で、その後が医者の仕事なのですが…

 

 

私はがんのことに詳しいということで

重症な患者さんばかりを対応しました

 

結構ヘビーな患者さんなので

私は慎重なカウンセリングを行います

 

この治療だけで治るのはまず無理だろうな

と心の中で思いながら…

 

しかも、私のようただのアルバイトは

そこの治療で良くなってる人(長期)を

見てないから強くも勧められず…

 

 

 

当然ながら?

私の成約率はかなり低かったです

(成約率…嫌な言葉ですね)

 

*ここで言う成約率は

治療に進んだ患者/カウンセリングした患者

のことです

 

 

成約率が悪い私に対して

カウンセリングを録音させて欲しい

運営側で検討するからと言われたり…

 

後日、例の先日会った運営の人から

話があると呼ばれました

 

成約率の一覧表を見せられ

成約率が最低であること

 

(カウンセリング内容を検討した結果)

・話し方が暗い

・患者に希望を与えていない

などなど色々言われました

 

 

確かに重症ばかり担当しているが

この成約率はあまりにもひどい

先生は、カウンセラーが集めた

希望を持って来院させた患者に

治療を頑張りましょうと

背中を押してあげるだけでいいんです

と言われました 

 

そして、それができないのであれば

辞めてもらいたい

と解雇宣告をされたのでした…

 

 

ちなみに、一番が成約率高かったのは 

どんか医師だったかと言うと

 

がんのことを全く知らない

(経歴を聞いたらマジでびっくりしました)

雇われのおじいちゃん院長でした

 

 

運営の人の話を聞く限りでは

おじいちゃん院長のカウンセリングは

余計なことは言わず話を聞いてあげて

笑顔で背中を押してあげる

あとはカウンセラーが成約につなげる

(インセンティブはもちろんあります)

ということでした

 

 

カウンセラー(勉強はしてるが非医療者)が

治りますと言って集患した患者さんに

医者が背中を押すというそこの体制が

私には合いませんでした

 

 

あまり良い思い出ではないので

記憶から消していたのですが…

久しぶりに思い出しました

 

 

休日の昼下がりの酔っ払い(自宅で)の

独り言みたいなブログは

早めに消すかもしれません

 

 

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