銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です。

 

 

CAR-T療法って耳にしたことあるでしょうか

 

CAR-T治療は、血液がんの領域で革命を起こした治療です

 

4年前の記事も参考に

 

この記事の中の動画を見ると分かりやすいかも

 

 

固形がんでも期待され、世界中で研究が進んでいます

 

以前コメントをいただきましたが、既存治療で難治性の膵臓がんで効果が出て欲しいものです

 

 

コメントにあったプライムCAR-T細胞について

 

膵臓がんに対するprime CAR-T療法は現在第1相試験中です

 

日本発の技術ですので、頑張ってほしいですね

 

 

 

もう一つ、日本発のCAR-T療法に期待が持てる記事

 

まずヒトのiPS細胞から作ったCAR-T細胞の働きを詳しく調べ、がんへの攻撃を阻む酵素に着目した。がんを移植したマウスに遺伝子改変でこの酵素を働かなくしたCAR-T細胞を投与すると、がん内部でCAR-T細胞が増え長期間とどまった。

さらにCAR-T細胞の機能を高めるサイトカインというたんぱく質を出す遺伝子を導入すると、マウスの腹部に移植したがんに集まって増えた。遺伝子を導入しない場合に比べて、がんに集まる細胞の数は約1千倍に達した。

 

とのこと
 

 

久しぶりにiPS細胞って言葉を聞いたよ

という方も少なくないはず

 

日本発の技術なのに、研究費や寄付が少ない日本では全然開発や実用化が進まず…

 

それでも国内にこだわってくれている悲劇の技術なのですが、お金にならない臓器再生を諦めて、現在がん治療への応用に舵をきっています

 

prime CAR-T細胞が先か、iPS細胞由来のCAR-T細胞が先か、どうなるかは分かりませんが、固形がんで効いてくれることを願うばかりです

 

 

 

 

★当院「銀座みやこクリニック」のホームページ”もぜひご覧ください★