U KNOW WHAT'S UP

今日の1曲はDONELL JONESの「YOU KNOW WHAT'S UP」(1999)です。アルバム『WHERE I WANNA BE』に収録。
DONELL JONESはシカゴ出身のシンガー、ソングライター、プロデューサー。
「U KNOW WHAT'S UP」はTLCのLEFT EYEことLISA LOPESのラップをフィーチャーしたR&BナンバーでビルボードR&Bチャート8週連続1位、HOT100でも7位を記録した彼の最大のヒット曲です。
音数を抑えたシンプルなトラックの上にDONELL JONESのアダルトな雰囲気が漂うボーカルとLISA LOPESのアグレッシブなラップが乗っかるクールなR&Bクラシックス・ナンバー。今聴いてもカッコいいですね。ビートが非常にはっきりとしておりますのでDJ的にも使いやすいです。
PVはキュートなLISA LOPESに目が行きがちですが他にUSHER、T.I.、YOUNGBLOODZ、OUTCASTのBIG BOIがカメオ出演しております。
ちなみに同年にこの曲をパクッたようなDENNIS TAYLORの「ENOUGH IS ENOUGH」という曲もリリースされましたが、その曲のプロデューサーの1人がJOCELYN BROWNの「SOMEBODY ELSE'S GUY」やJENNY BURTON「BAD HABITS」をプロデュースしたFRED McFARLANEということで当時好事家の間で話題になったということも付け加えておきましょう。
ANTONIO'S SONG(THE RAINBOW)

今日の1曲はMICHAEL FRANKSの「ANTONIO'S SONG(THE RAINBOW)」(1977)です。邦題は「アントニオの歌(虹を綴って)」。アルバム『SLEEPING GYPSY』に収録。
MICHAEL FRANKSはカリフォルニア出身のシンガー。この人はUCLAを出ているんですね、インテリであります。
アルバム『SLEEPING GYPSY』にはDAVID SANBORN、MICHAEL BRECKER、JOAO DONATO、そしてJOE SAMPLE、LARRY CARLTON、WILTON FELDERといったCRUSADERSの面々等も参加しており非常に豪華なメンバーが集結しております。
「ANTONIO'S SONG(THE RAINBOW)」はボサノバの父と言われるブラジルのミュージシャンANTONIO CARLOS JOBIMに捧げた歌であります。日本でアントニオと言えば猪木となりますが音楽の世界でアントニオと言えばジョビンとなる、それほどに偉大なミュージシャンであります。
JOBINに捧げる歌だけあって曲調もボサノバ風味ですね。決してヘビメタ風やPファンク風にはなりません。クールなバックにMICHAEL FRANKSの囁くような柔らかいボーカルが見事に調和したAORの傑作です。