扇子をご紹介するときによく、‟紳士用”、‟婦人用”などと頭につけてご紹介していますが、そもそもその違いとはなんでしょう?一言でいうと、扇子の長さとその意匠(柄や模様)が異なります。では、男性が‟婦人用扇子”、その逆に女性が‟紳士用扇子”を持ってはいけないのでしょうか..?
一般的に扇子の長さは、舞扇や茶扇、一部を除き、紳士用が7寸5分(約22.5㎝)、8寸(約24.0㎝)。そして女性用は6寸5分(約19.5㎝)、7寸(約21.0㎝)のものが多くなります(※1寸≒3.03㎝)。男性用の扇子が一回り長くなります。
そして扇面に用いられる意匠、図柄は、男性用では、鮎や鯉などの魚類、蜻蛉や螽斯(キリギリス)などの昆虫類、そのほか、風神雷神、富士山、龍、鳥獣戯画、家守(ヤモリ)、蝙蝠、瓢箪、竹、抽象画も力強い印象のものが多くなります。色合いも比較的、寒色系、濃い色合い、落ち着いたものが多く、親骨を敢えて太くゴツイ印象に仕上げたものもあります。
一方婦人用扇子の場合、扇面に用いられる意匠、図柄は、ほとんどが桜や鉄線などの四季折々の花、唐草、そのほか蝶、金魚、抽象柄も優しい印象のものが多くなります。色合いは比較的淡いピンク系、生成り系、パステル調の中間色のものが多くなります。親骨中骨とも紳士用に比べると細くすっきりとしたのもが多いでしょうか。
紳士用、婦人用扇子の見た目の違いはこれでお分かり頂けたかと思います。では、冒頭に上げたの疑問、男性が女性用、女性が男性用の扇子をもってはいけないのでしょうか?
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