今日も寒かったですねぇ。それでも午前中は青く澄み切った晴天に、暖かな日射しが降り注ぎ、とても清々しく感じられました。ちょうどお昼に、銀座八丁目町会の賀詞交歓会が銀座天國さんで御座いましたので、和服に着替えて出席して参りました。
和服で出席される方は私ぐらいかなぁ?と思いながら天國さんへ伺ったら、なんと!もうお一人!しかも男性の方が!...続きはこの記事の最後に^^
さて本日は先月ご紹介致しました沈金装飾を施した珍しいべっ甲かんざし、帯留の第二弾をご紹介させて頂きます。
石川県の伝統工芸、輪島塗りによく使われる、沈金装飾を施した、珍しいべっ甲かんざしです。描かれた模様は宝相華唐草文様(ほうそうげからくさもんよう)となります。花の形がなでしこに似ていますが、これは実在の花ではなく、空想のお花だそうです。
詳しくはこちらのサイトに書いてありますので、ご興味のある方はご参考になさってください。
・唐草図鑑↓
▼「べっ甲沈金蒔絵かんざし・帯留|桜のかんざし2017|輪島塗りの沈金装飾とプラチナ箔、蒔絵の桜。」ブログ2017年01月31日号
赤い花のところは、最初に蒔絵を施した後に溝を掘り、沈金の装飾を施すという、ひと手間もふた手間も掛けています。
・べっ甲宝相華唐草文様沈金蒔絵かんざし【abkbf170210-1】¥113,000+税 【完売】
・べっ甲宝相華唐草文様沈金蒔絵かんざし【
(沈金蒔絵:強/大きさ:約縦130㎜、横75㎜)
石川県の輪島塗などに見られる沈金(装飾)とは、漆の表面に刃物等で文様を彫り、その表面にさらに透明な漆を塗ります。そしてその漆が乾かぬ間に、‟表面”に塗られた漆のみをふき取ります。そうすることにより、先ほど彫った‟溝”のみに漆が残ります。その表面に金粉などを振るい掛けると、溝に入った漆が接着剤の役割をし、先ほど掘られた綺麗な文様(図案)が浮かび上がります。その後さらに透明な漆を塗ることにより、溝に入った金粉が密封され固定されます。
べっ甲の場合も同様に、まず無垢のべっ甲に刃物で模様を彫り、その後同じような工程を経て完成させます。そのため、今まで多数ご紹介させて頂いた金蒔絵装飾とは一味も二味も異なった風合いが表現されます。
土台となるべっ甲素材の厚みを比較的薄く仕上げているため、光にかざすと場所によりべっ甲の天然の模様、茶褐色の色合いが現れます。
・べっ甲宝相華唐草文様沈金蒔絵帯留【abobf170210-2】¥80,000+税
・べっ甲宝相華唐草文様沈金蒔絵帯留【abobf170210-2】¥80,000+税
(沈金蒔絵:強/大きさ:約縦33㎜、横50㎜)
※同様の沈金技法を用いた、別図案のべっ甲かんざし、帯留も御座います。
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、
製作時に使用する材料費、工賃等により価格が変動する場合が御座います。
また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
製作時に使用する材料費、工賃等により価格が変動する場合が御座います。
また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
続き...
賀詞交歓会の会場となっている和室に入り、ふと横をに目をやると座布団の乗った真っ赤な毛氈(もうせん)がひかれた高座が設けられていました。そうです、もう一人の和服の男性の方は、ゲストにお呼びしていた落語家さんだったのですね。^^
失礼とは思いながら高座に上がってハイポーズ。いやいや面白かったです、林家たこ平さん、お題は「時そば」、噺の中でそばをすする仕草と音はとっても素晴らしく、ついつい天ぷらそばを別注したくなってしまいました。今は二つ目だそうですが、きっと近い将来、必ず真打になるでしょうね。林家たこ平さん、楽しいひと時を有難う御座いました
さてさて、贅沢なお昼に素晴らしい落語を聴き終え外に出ると、なにやら怪しい雲行き...、そして何やら白いものが、まさかの雪今日降るって言ってましたっけ?!きっと強い偏西風に乗って、日本海側の冷気と雨雲が舞い込んできたのでしょうか。数年前の大雪のこともあります、まだまだ油断はできませんね。皆さま、そして受験生の皆さんも油断大敵風邪用心してください。
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、製作時に使用する材料費、工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
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