今日は7月14日パリ祭ですね。個人的に昔から「7」は好きな番号です。一般的にも「ラッキーセブン」とかで「スリーセブン」とかいい意味で使われることが多いですね。その7の倍、14も好きな番号です。
そんな好きな日にご紹介させて頂きたい商品は、やはり、「銀座かなめ屋創業80周年」、傘寿の御祝い記念かんざしです。しかも、今までに6種類の記念かんざしをご紹介してきましたが、その7番目になります。
またこのかんざしは、かなめ屋でお買い物をされたご経験のある方には、見覚えがあると思いますが、かなめ屋が創業当時から使用、しかも創業者である私の祖父がデザインした、オリジナル包装紙をモチーフにした特別な記念かんざしになります。
かなめ屋の包装紙のモチーフとなっているのは、初代創業者の祖父が「古代更紗(こだいさらさ)」が好きだったこと、そして古代より神宝とされている三種の神器の一つ(八咫鏡(やたのかがみ)草薙剣(くさなぎのつるぎ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま))でもあり、古代日本においての装身具のひとつでもある「勾玉(まがたま)」を元に、直筆にてデザインされたもです。現代に至るまで、一部細かい個所はその都度修正されて来ましたが、全体のデザインは今でも当時のままです。
因みに、この包装紙をご覧頂ければお分かりの通り、「青色」、「金色」、そして「白色」は、今でもかなめ屋のテーマカラーともなっています。
蒔絵をお願いさせて頂いた加賀蒔絵師のSion(紫音)さん曰く、蒔絵でこの色を出すのがとても、とても、大変だったそうです。本漆に純金と特殊な顔料を混ぜて、試行錯誤を繰り返しながらやっと生み出されたお色になります。綺麗でしょう世界中どこ探したって、こんな鮮やかな本漆金蒔絵を施したかんざしなんてありませんからね。是非ご来店頂き、実物をご覧頂きたい逸品です。
右足に青緑色に輝く丸い個所には、螺鈿を埋め込んであります。光の当たる角度によりきれいなお色に変化しながら輝きます。
銀座かなめ屋80周年を記念して、0.01Cと小粒では御座いますが、8個のダイヤをちりばめました。
角度により微妙に変化する、深みのある鮮やかな青色。そこに無数にちりばめた金が満天の星空を彷彿します。
・べっ甲更紗勾玉文様青色金蒔絵かんざし【abkbf140714-1】¥252,000+税 ¥260,000+税
(蒔絵:Sion(紫音))
(かんざし本体:約縦155㎜、横57㎜)
(アコヤパール:5.5㎜/D:0.01CT/K18×8石)
※2018年価格改定。
▼「特上白べっ甲更紗勾玉彫りかんざし|銀座かなめ屋創業80周年記念かんざし|礼装用べっ甲かんざし。」ブログ2015年01月09日号
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20150109.html
▼「武井咲主演【黒革の手帖2017】|有楽町マリオンの巨大「黒革の手帖」ポスターと本物のかんざし。」ブログ2017年07月20日号
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20170720.html
一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様、ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。
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