■値付、べっ甲値付止め、帯飾りプレート、象牙、珊瑚、木彫り、瓢箪、下駄、サイコロ・・・

第90回記念公演の東をどりも、無事、盛大の内に幕を下ろしたようで良かったですね。今回は、一般のお客様も比較的ご覧になりやすいように、土日を含めた開催日程にして、踊りの内容（趣向）も、今までとはまた違ったエンターテイメント色の濃い演出、舞台となったように私は感じられました。何も分からず、初めてご覧になられたとしても、十二分にお楽しみ頂ける内容ではなかったでしょうか。とにかく能書きは抜きにして、とても面白かったです

来年は2015年5月21日（木）～24日（日）迄の4日間だそうです（予定）。まだご覧になられていない方は、まずは是非、来年ご予定に入れてみては如何ですか。
まぁ、本当はそこから少しでも、日本の伝統、新橋に限らずとも芸者にご興味を持たれて、お座敷遊びや、そして来年も見に来て頂けるといいのですがね。勿論、芸者になりたい！という女性の方も！(笑)

さて、今日はちょっと変わった、というか、かなりレアな商品の御紹介です。

かなめ屋では、様々な素材（べっ甲、象牙、珊瑚、銀など）でお作りした、色々な値付が御座います。通常は値付紐を付けて御座いますので、そのままお財布やバッグ、スマホなどに付けて頂けます。またお着物の帯飾りとしてお持ちになる場合は、帯締めに絡げたり、上のお写真のように、値付け止め（帯飾りプレート）に付けて、帯に挟んだりします。

しかし、この値付け止め、意外と探すと見つからず、あったとしてもその殆どはプラスチック製でしょう。たまに銀製（金物）の物も御座いますが、やはり帯の間に挟んで使用するので、大事な帯を傷付けてしまう恐れも御座います。
また、本物の値付をお使いならば、やはり本物の値付け止めを御利用になられては如何でしょうか。見えないところの隠れたおしゃれということも御座いますが、べっ甲でしたら帯も傷めずお勧めです。

余談ですが、昔の床屋（今でも一部老舗理容店）では、べっ甲の理容くしを使用していました。これは、べっ甲には適度な粘度（柔らかさ）があり、髪の毛や頭皮を傷めず、さらに静電気も起こりにくいことから用いられてきたと聞きます。
かんざしにも、同じようなことが言えますけれどね。
（かなめ屋では真鍮製のオリジナルクリップ式値付け止め（￥2,200+税）も御座います。帯板に挟んで使用します。）

・べっ甲値付止め（帯飾りプレート）【ab140528-1】　￥6,000+税（※1つのお値段です）
（長さ：約70㎜）

ついでと言っては何ですが、値付も少々ご紹介させて頂きます。

・珊瑚瓢箪値付（珊瑚6個付き/無病息災/正絹値付紐）【ab140528-2】　￥9,000+税

・象牙下駄値付（正絹値付紐）【ab140528-3】　￥12,000+税

・象牙賽（サイコロ）値付（正絹値付紐）【ab140528-4】　￥15,000+税
　※サイコロの中に小さな瓢箪が隠れています。