昨日で仕事納めというところが多かったと思いますが、昨夜は銀座の飲食店街も、楽しそうなお客様で大変賑わっていました。そして今日はと言うと一転して、土曜日と言う事もありますが、大変静かな銀座の裏通りです。(表通りは相変わらず結構な人出でしたね。)あの師走の慌ただしさもやっと一息ついたのでしょうか。大掃除をしている光景もよくが見かけました。
かなめ屋も同じく、本日は営業をしながらですが、ササッと床のワックス掛けをはじめ、大掃除をしました。営業しながらですので、なかなか細かいところまで掃除が行き届きませんが、例年11月半ばから大晦日まで、休まず営業しているので仕方がありません。それでも、ワックス掛けをしてピカピカに輝いた大理石と木の床の輝きが、新年の訪れを感じさせてくれます。
さて、今日も引き続き、間近に迫ったお正月に因んで、礼装用の華やかなべっ甲螺鈿金蒔絵かんざしのご紹介です。
今回ご紹介するべっ甲螺鈿金蒔絵のかんざしは、広山氏と同じく、その昔、東京の三大蒔絵師とも謳われた武山氏の作品です。前回、前々回ご紹介した広山氏の作風とはまた違い、少し重厚な感じのする作風です。それでは・・・。
かんざしの峰の部分を山になぞらえ、蒔絵の山なみと一体化させることにより、全体の印象に奥行きを与えている、面白いデザインのかんざしです。
お挿しになられた時のかんざしの角度や光の当たり具合によって、ひとつひとつ繊細に散りばめられた螺鈿が、七色に変化しながらまばゆい輝きを放ちます。
この武山氏(故人)も広山氏(故人)と並んで、その昔、『東京の三大蒔絵師』とも謳われていた蒔絵師の一人です。如何でしょう、広山氏の画風とはまた違った重みのある、味わい深い蒔絵です。
・べっ甲かんざし(古都風景図螺鈿金蒔絵)【ab121229-1】 蒔絵:武山作 ¥334,000【完売】
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