今月は(も)あっという間に過ぎ去ろうとしています。明日から6月、今年ももうすぐ折り返しですね
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さて、今日は野晒しのお話しを・・・
野晒しって一体なんでしょう
ネットなどで調べてみると・・・、
1.野外で風雨にさらされること。また、そのもの。
2.風雨にさらされて白骨化した人間の骨。特に、その頭骨。されこうべ。
そう、今日お話しするのは2番の方です。
一般には「されこうべ」、「がいこつ」、「ドクロ」、「スカル」などと言いますが、和装の世界(かなめ屋)では『野晒(のざら)し』と言っています。
最近若い方を中心にこの「野晒し」をモチーフにしたリングやネックレスなどの装飾品を身に付けている方をよく見かけます。「骨まで愛して」とか、と言う方もいらっしゃいますが、死を連想し気持悪がる方の方が多いのではないでしょうか。
しかし、昔から「和」の世界では結構この「野晒し」をモチーフにした柄や小物がたくさんあります。
上の写真<象牙・根付>の右上にあるものや、<紳士用扇子>もその一つです。象牙の方はそのまま根付にしてもいいですが、私はこの「野晒し」を一つあしらい、水晶(ブラックトルマリン入り水晶)のブレスを作って身に付けています。
職人さんの話によると、この象牙の「野晒し」を身に付けていると、自分に何らかの災いが降りかかって来た時、身代わりになってくれるのだそうですそして身代わりになってくれた「野晒し」は普通とは違う方向に割れるそうです
普通、象牙には年輪のような「層」があり、通常割れるときはその「層」に沿って割れます。しかし、この身代わりになってくれた時は不思議とその「層」とは相反する方向に綺麗に割れるのだそうです言われはよく解かりませんとおっしゃっていますが、不思議と昔から多いのだそうです。
「野晒し」は「死」をイメージするだけではなく、「生」をイメージし、身に付けた方の魂や意
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