本日は峰から足先まですべて希少な白べっ甲で製作した、大変贅沢な総白べっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。先日ご紹介しました「玄人好みのべっ甲芋接ぎかんざし」同様に、べっ甲のことをよくご存じで普段からご愛用くださっている“通”な方向けのべっ甲かんざしになりますでしょうか。
色留袖、訪問着などの準礼装の装いから、小紋や紬などの普段の外出着まで幅広くお挿しになれます。


かんざしを側面からご覧になると、ケーキのミルフィーユのような“層”のようなものがご覧になれますでしょうか。薄いべっ甲材料を幾重にも「水」と「熱」により圧着、重ね合わせて製作するべっ甲。この層がランダムに曲線を描いて入っているものが本べっ甲の証のひとつになります。もしこの重ね合わせた層が直線的、あるいは見られない場合は、べっ甲以外の可能性が高まります。
アンティークやヴィンテージものの古いかんざしの場合、もしこの層が“均一に”、“直線的”に入っている場合は、牛甲(ぎゅうこう/牛の爪)あるいは、牛甲の表面に本べっ甲を貼り合わせた張りべっ甲(はりべっこう)の可能性が高くなります。
また層が見られないものは、古いものでしたらベイクライトやセルロイド、いわゆる合成樹脂製の可能性が高くなります。
いずれもべっ甲を取り扱う専門店や、普段からべっ甲をご愛用されている方以外の方が、それらを見極めることはやや難しいかもしれません。
時おり、ネット上で新旧共に、どう見てもべっ甲には見えないかんざしや小物類が、べっ甲と称して掲載されているものを見かけます。中には弊社の桐箱に収められた他店の、しかもべっ甲ではないようなものも散見できます。お求めになる場合は、くれぐれもよくご確認ください。

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※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、製作時に使用する材料費、工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。

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