結婚式のマナーはブライダルの専門家へ お相手の家へご挨拶 | ブライダル専門家 婚礼文化研究家 鈴木一彌のオフィシャルブログ

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ブライダル業40年の経歴と婚礼文化研究をとおして結婚式にまつわることをお伝えします。

素晴らしいマナー講師の方が多い日本

しかしながら

結婚式のマナーはとても難しいというお話です

 

サイトでのお答えを見ていると勿論マナー通りのお答えなのですが、

日本の結婚式は、宗教、地域の風習慣習、年代による常識別もあり

一概に○○マナーではくくれないことが見受けられるからです。

例えば

「お茶」

お茶がなくては結婚式が始まらない、終わらない地域があります。

お茶ありきで成立していく儀礼、常識があります。

ところがもう20年前位から結婚式でのお茶は、「チャチャをいれる、茶化す」などと言って

使用はしてはいけませんと、検定本に書いてあったり、先輩から教わるブライダル関係者も多くいました。

もうお解りのとおり、

お茶は何が何でも必要な地域も

お茶を忌み嫌う地域もあるのです。

ですので 一概に○○です。と言い切れない。

 

別の事例ですと

 

普段はあまり使用していない「風呂敷」ご挨拶に伺うときはより丁寧に

結納では必ずと言っていいほど使用します。

 

お相手の家に伺うときのマナーは、皆さんが緊張するシーン

サイトにもよく出ています。

そこで風呂敷が出てきますが、一般的な風呂敷の包み方の常識と結婚式の時は少し違うところがあります。

丁寧に結んで行けばよいのではなく

この縁談がどの段階か?でいつ結ぶか?が決まります。

そんなの面倒だ!

と思うかもしれませんが、

結んであるものはほどいて中身を出すので

「ほどく」という行為を避けるわけです。

受験のときでも「スベル」と使わないようにする縁起担ぎです。

折角の結婚

縁起悪く納めたくないですね

 

以上のように、お茶そのもののマナー、風呂敷だけのマナーではなく

是非 結婚式の専門家に縁起や婚礼文化の視点で聞いてみてほしいです。

結婚式は又次はちゃんとしよう!ということではない

一度だけのことですので