楽曲について【コノハの世界事情】 | カゲプロ*自己解釈

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コノハの世界事情


じん(自然の敵P)氏によるVOCALOIDオリジナル楽曲。2012年3月30日に投稿された。

目が醒めるニンゲンの話。
「例えば、そんな未来なら。」

「何度も繰り返される未来をユラユラと揺れながら僕はいつまでも反対車線で見ていた」

目を醒ます話。
じん(自然の敵P)6作目となるカゲロウプロジェクト曲。
前作の想像フォレストとは打って変わってハイテンポなロックになっている。

また、この動画の説明文でじん氏が1stフルアルバムメカクシティデイズにてメジャーデビューが決定、 さらに「カゲロウデイズ」が小説化、及び漫画化することが発表された。

ボーカルにはPが愛用してきた初音ミクとIAの両方を使用

同Pの人気曲「カゲロウデイズ」や「ヘッドフォンアクター」の世界観を内包したストーリーで、メロディーの一部にもカゲロウデイズと同じフレーズが用いられている。

動画担当は、しづ氏とわんにゃんぷー氏の強力タッグ

じん(自然の敵P)オリジナル曲初の生演奏音源。とくにギター演奏は「弾いてみた」で人気を博している中西氏が担当している。

動画の最後には、これまでじん氏が作曲したオリジナル曲(ニコニコ未投稿のものも含む)のキャラクターが総出演している

間違いなく氏のオリジナル曲の中で最も手の込んだ動画に仕上がっており、まさにこれまでの集大成と呼ぶにふさわしいだろう。

驚異的な伸び方で、投稿から約24時間25分ほどでVOCALOID殿堂入り(10万再生)を記録
さらに、4ヶ月後VOCALOID伝説入り(100万再生)を記録

作詞:じん(自然の敵P)
作曲:じん(自然の敵P)
編曲:じん(自然の敵P)
唄:初音ミク・IA


この曲の世界観は 「カゲロウデイズ」 と繋がっている。

PVは わんにゃんぷー氏 と しづ氏 の共作。

リードギターを 中西氏 が、ドラムを ゆーまお氏 が、ベースを masiro shirakami氏 が演奏。

メジャー 1st full album 『メカクシティデイズ』 収録曲。

同年7/27 14:21に100万回再生を達成。現在、ボカロオリジナル曲でミリオンを達成している曲の一つ。


歌詞

意味と夢と命を集めて
作られてしまった身体は
終わった命を蒸し返す機械らしい

【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
また会いたいと呟いた


ハリボテの街の 終末実験は
昨日時点で予想通り グダグダ過ぎて
その時点でもう諦めた方が良いでしょう?
次の二人は 街の隙間で
そんな水色の 夢見てた


期待ハズレの車線の先で
小さな身体はまた飛び散った
泣き叫ぶ少女を 目醒め無い僕は見ていた
秒針は進みだすのを止めて
世界もろとも眩みだそうとする
この夢は終わらない


意味と夢と事態を合わせて
ただただ考えてく頭
「この世界はどうやら少しヤバイらしい」

【これは彼と彼女のお話】
作られてしまった心では
もう言葉も届かない

枯れる太陽の音 蒸せる炎天下の目
夏バテした世間に はじき出された様な
蝉の声がもう鳴り響き始めても
ユラユラ揺れる 透ける身体じゃ
伸ばした手も届かなくて


期待ハズレの視界の先で
秒針はふざけて立ち止まって
踏み潰される未来を 反対車線で見ていた
機械仕掛けの世界を抜けて
木の葉の落ちる未来の風景へと
君の目で


嗤う日差しはどこかに消えて
8月は何度でも過ぎ去って
「また来年だね」と笑いあう そんな未来なら?

期待ハズレの世界の隙間
予報外れの雨が降ってきた
その時に その時に


例え未来が書き換わっていても
あの目は

登場キャラクター

コノハがメイン。ヒビヤ、ヒヨリ。


解釈

「終わった命を蒸し返す機械らしい」
おそらく、カゲロウの少年の命を蒸し返したのでしょう。


「これは彼の昔のお話」から、それがわかります。
「人一人~呟いた」シルエットから見るに、呟いたのはヒヨリ。

なので、コノハは意識を過去に飛ばします。

「期待はずれの車線の先」
期待=少年が死なないこと=
それを願っているのは少女=
だが、外れしまった。少年は死んでしまった。

ここから、また会いたいと呟いたのは少女だとわかりますね。
コノハはそれを客観的に見ています。しかし、ここで問題が発生するのです。
最初は異変に気付かず、「目醒めない」・・・気付かないでいたコノハでしたが、

「この世界はどうやら少しヤバイらしい」
カゲロウの世界の無限ループに気づくのです。

コノハは、必死でそれを止めようとします。少年が少女をかばって死のうとするのを。
しかし、所詮は命を蒸し返しただけの機械。

作られてしまった心では、言葉も届きません。
ゆらゆら透ける体では、伸ばした手も届きません。
なので二人を止めることはできませんでした。カゲロウの思うままです。

「わらう日差し~そんな未来なら?」
こんな未来ならよかった、と言うコノハの想いでしょうか。
最後、予報外れの雨が降ってきました。=
雨だと、陽炎は出ませんね。という事は、ループを回避できた・・・?

「その時に、その時に」
ここから、新曲に繋がるのでしょうか。
「例え未来が書き換わっていても、あの目は」
ここは、例え未来が変わったとしても、あの赤い目は同じだ。

曲名意味
そのまま。


コノハの世界事情

事情=ヒビヤ、ヒヨリを助けられないこと。


PIXIV大百科他より引用。