少々かなり遅れましたが坂本さんハピバ小説です
期末テストがやっと一段落してやっと小説の続きが書けました!!!
皆さん!!本当にお待たせてすみませんでした!!!
「本当でさァ」
あ!!沖田さん!!!(・o・Ξ・o・)
「ん?なにキョロキョロしてんでさぁ」
いや姉御がいないか確認を・・・・
「あぁ、ねぇさんなら来てませんぜィ」
本当???あ~良かった~~
「そう言えば輝惟アンタて姉御にボコられて生きてたんですかィ?
姉御にボコられて
生きてるなんて奇蹟ですねィ」
そうですよ??私生命力だけは自信があるんです!!
「そんなこと胸張って言えることですかィ?」
? 言えるんじゃないんですか??
「はぁ~~馬鹿過ぎて会話するのも疲れまさァ
と言う訳でさっさと小説入りなせィ」
なんか酷く邪険に扱われましたが
沖田さんのいう通り小説入ります♪
今回のは初の切甘です!!
と言ってもあんま甘くも切なくもないですけどね^^;
でも一応は切甘をイメージして書きました♪
主人公の名前は深維(みい)です
ハッピーバースディ
今日は大切な日
恋人なら忘れてはいけないと言われる、記念日の一つ
バレンタイデー・クリスマス・そしてお互いの誕生日
そして今日はその内の一つ 彼の誕生日だ
彼は年中宇宙を飛び回っている
そして滅多に地球に来ることは無い
去年は仕事で地球に来てたから一緒に祝えたが
今回は連絡が着かない
ハァ~~
自然に出てくる溜息
「今日は会えなのかな?」
不安になり一人ボッリと呟く
呟いても仕方なく
私の独り言は夕陽に消えていった
「家に一人居ても仕方が無いから買い物にでも行こ」
そう思うと行動は早く、財布を持ちさっさと家を出た
大江戸スーパーに着き適当に夕飯の材料を
選んでいると声をかけられた
「あれ~?深維じゃん」
「あ、銀さん」
「おう・・・・・辰馬は?」
「連絡着かないの・・・・」
「そうか・・・・・じゃあ今度会ったらこれ渡しといてくれるか?」
そう言って銀さんは懐から封筒を出し、私に渡してきた
「私が持ってるより、銀さんが持ってた方が早く渡せると思うよ??」
辰馬はいつも彼女の私より幼馴染の銀さんの所にいく方が多い
それを分かってて私は銀さんに封筒を返そうとする
「良いんだよ、お前から渡さないと意味ねぇーんだから」
どういう意味??そう聞こうとしたが銀さんは
手紙を強引に私の手に押し付けてさっさと帰ってしまった
「は~ぁ、何で私の周りに居る男の人は強引なのかな~??」
銀さんから預かった封筒を懐に入れ買い物を続けた
買い物が終わり家に帰ろうとする途中ナンパされた
「そこの彼女~俺たちと遊んでいかない??」
と詰め寄ってくる2、3人の男達
「結構です、急ぎますんで」
そう言ってさっさと帰ろうとするが男達が行くてを阻んだ
「そんな頑なに断る事無いじゃん」
「相手をしてる暇は無いんで」
そう言って男の肩を押し退けようとするがその手を掴まれた
「離して下さい」
掴まれた手を必至に振り解こうと手に力を込める
が、所詮は女の力、男はビクとも動かない
しょがない、ふぐりでも蹴って逃げるか・・・・
そう思ってると男達が倒れた
??いきなりの展開に目を丸くしていると
声をかけられた
「大丈夫か?」
まさか辰馬??と期待して声の方を見るが
そんなはずはなかった
「桂さん・・・・・」
辰馬じゃなくあから様に落ち込んでしまった
「深維殿無事か??」
落ち込んだのを心配してくれたのだろう
覗きこんだ桂さんの顔が見えた
そして顔を上げると目に入ったのは
白くて変な物体と長髪の桂さん
桂さんは辰馬の幼馴染パート2だ
「助けていただきありがとうございます」
指名手配のうえ攘夷運動で忙しい桂さんが
わざわざ助けてくれたことに感謝する
「いやこれも攘夷運動の一つだ」
と桂さんは何でもないように笑っている
その笑顔にさっきの罪悪感が過ぎる(よぎる)
「深維殿本当に大丈夫か?」
罪悪感に浸っていると声をかけられた
「え、あ、ハイ大丈夫です」
今のままの空気は気まずいという事に気付いたのか
桂さんは話題を変えてくれた
「そう言えば今日は奴の誕生日だったな」
・・・・・桂さん、その話題もアウトです・・・・・
そう心のなかで思っているとサイレンの音がした
「ヤバイ!!逃げるぞ!!エリザベス!!深維殿!!!」
は?? 何で私まで??
そう思ってるや否や手を引っ張られた
裏路地に入りドンドン進んでいく桂さん
私は離れないように走る事しかできなかった
大分走り裏路地の角にくるとやっと桂さんは止まった
「ハァ、ハァ桂さん・・・走るの・・・速すぎ・・です・・・
そして何故・・私まで・・逃げなくちゃ・・いけないんですか・・」
酸素が足りなく、途切れ途切れに桂さんに告げる
「いや、すまんすまんつい癖でなぁ」
何の癖よ!!心のなかではそう突っ込んでいるが
追われてるのと息切れで大きな声は出せない
「さて深維殿の家はあそこであってるか?」
そう言いながら桂さんは指をさす
「はぁ、確かにあそこですけど・・・・」
「そうかじゃあココで別れた方が良いな」
そう言い立ち去ろうとするが何かを思い出したように
また私の方を見た
「??どうしたんですか?」
「いや、辰馬にこれを渡して欲しくてなぁ」
そう言い桂さんは何処から出したのか大きめの箱を出した
「何処から出したんですか!!!その箱!!」
「まぁ、細かい事はきにするな」
「いや、気にしますよ!!普通!!!」
「取敢えず宜しく頼んだぞ」
とこれまた強引に箱を私の上に置いて去っていった
「・・・・・・・・今日二回目のセリフだけど・・・
何で私の周りに居る男の人は強引なのかな!!!!」
叫んでみたが虚しいだけだったので大きな箱を抱えて家に向かった
家に近づきフッと玄関前に誰かいるのに気付いた
「おかえりじゃき、深維」
「・・・・・辰馬」
名前を声に出して呼んだだけで今まで我慢してきた
感情が目から溢れ出した
そんな私の姿を見て辰馬は慌てふためいている
「深維、頼むから泣かんでくれお主に泣かれると
わしはどうしていいか、わからんきに」
そう言いながら辰馬は箱ごと私を包んでくれた
「う~~辰馬の馬鹿~!!何で連絡してくれなかったのよ~~」
箱を抱かえ込み、涙を流しながら辰馬の肩を叩く
「すまんきに、陸奥には内緒で行く為に連絡はいれんかったんじゃ
ばれると後々面倒だからのう」
「じゃあこっそり抜けた後に連絡してくれればいいじゃない・・・・」
辰馬に会えず「寂しかった」て事を素直に言えない
私は辰馬の困る言い方で拗ねた
「お主を驚かせたくてのう
それに今まで電話したことが数えるぐらいしかしとらんじゃろ??
それで電話で何て言っていいかわからなくなってのう
そう悩んでたら結局できんかっんじゃ」
そう素直に言う辰馬の言葉に私もおもはず素直になってしまった
私は涙を流しながら
「寂しかったんだから」
と消えそうな声で呟いた
「悪かったきに・・・・・・のう深維」
「ん?何?」
とまだなき止まらない涙を流しながら聞き返した
「今から陸奥に見つかるまで一緒にいれるんじゃが
今まで離れてた分どこかいかんかのう?」
まぁ、泣いとるならしょうがないがと言い終わる前に
「じゃあ!!これから一緒に出掛けよう!!」
と大きな声で辰馬の言葉を私は遮った
「なんじゃ、もう涙は止まったきに?げんきんな奴じゃのう」
そう言いながら辰馬は確信的に笑った
「・・・・辰馬」
「ん?なにきに?」
「誕生日おめでとう・・・」
「おう、ありがとうきに!
のう深維、そう言えばさっきから抱かえてる
そのやたらにデカイ箱はなにかのう?」
「あ、この箱?コレは桂さんが辰馬に
渡しといてくれて頼まれたやつだけど・・・
あ!あと銀さんにもコレ渡してくれて頼まれた!」
と箱と銀さんから預かった手紙を懐から出し辰馬に渡した
「何??ズラと金時から???誕生日プレゼントかのう!?」
とウキウキしながら箱と手紙を受け取った
「辰馬、どっちも名前合ってないよ」
「ま、いいきに」
そう言い辰馬は銀さんの手紙を開いた
暫く手紙を目で追い読んでいたが読み終わると
バツが悪そうな顔をしていた
「ん??どうしたの??顔色悪いよ?」
「いや、何でもないきに・・・・・」
と次は桂さんから貰った箱をビリビリと音をたてて開いた
中には・・・・・・・・
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ココで前半終わりです・・・・・すいません!!
思った以上に長引いちゃいました!!!
続きはそのうち載せます!!!