Gin's Bar/アクターズ仙台の公式ブログ

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井伏銀太郎プロデュース「Gin's Bar[ギンズバー]」、Gin's Bar直属の俳優研修機関「アクターズ仙台」の公式ブログ

お暑うございます〜。
どちらさまもいかがお過ごしでしょうか。
地球は温暖化どころか沸騰化に入ったんだそうで、私らは鍋ん中で煮込まれてるってことですか。
なに味が良かろう。私はあっさり醤油味が好み……とでも考えてないと乗り切れんっ!!

そんな8月にふさわしいものといえば……納涼なんちゃら怪談も良いけど、「語り部演劇」はいかがでしょう。8月3日(木)〜8月6日(日)の4日間、クォータースタジオで上演される「Whiteプロジェクト 震災語り部演劇」のごあんないです。

3日4日の平日パターン(マチネ16時・ソワレ19時)と、5日6日の週末パターン(マチネ15時・ソワレ18時)で演目が一部変わります。

●平日上演順/「イーハトーヴの雪」(井伏銀太郎)、「Tea for Pot -25日のあなた-」(恋宵)、「Prelude -天使が生まれた日-」(五浄壇)、「ニライカナイの風」(井伏銀太郎)

●週末上演順/「イーハトーヴの雪」(井伏銀太郎)、「第二章 -祈りの環-」(西澤由美子)、「ニライカナイの風」(井伏銀太郎)

●チケット料金
 3日4日/平日割引き 一般:1,500円 学生:500円(当日500円増し)
 5日6日/一般:2,500円 学生:1,500円(当日500円増し)
 平日・週末共通チケット:3,000円

●会場/クォータースタジオ(仙台市青葉区五橋2-9-10 新木ビルB1F 地下鉄五橋駅徒歩3分)

●電話予約・お問合せ/090-7522-1414(19時以降)

あの震災から12年。被災地で実際にあったできごとをもとに創作し、できるかぎり東北の言葉で大切に演じ続けるうちに、その物語は「語り部演劇」と言われるようになりました。
8月は鎮魂の月でもあります。遠い潮騒や蝉時雨は亡きひとたちの耳にも聴こえているでしょうか。それともそのひとたちの声でしょうか。

クォータースタジオ、冷えて〼。
なんだかこのブログ、年に一回銀さんの誕生日を寿ぐものになってしまっておるのだが、そんなわけで今日は今年の誕生日なんである。まずはめでたい!ぱふぱふぱふ〜〜〜

コロナ前は公演でけっこうあちこち遠足していた。仙台以外の方に公演を観ていただけることはもちろんありがたいのだが、土地土地のうまいもん食える!ってことがなにより楽しかったもんだ。そしてどこにどんなうまいもんがあるかってのを率先して調べるのが銀さんである。

クオスタで活動してる限りは基本クルマ移動の銀さん。公演の打ち上げでも飲酒はできず。遠足でどっか行った時の夜しか飲めないのよねー(まぁ私の1/100ぐらいだけど)。今年度の計画によると、仙台以外のところでの公演計画があるとかないとかあるとか?

どこであろうといつであろうとみんなで飲めれば私はいいんだが、それよりなにより「同じ釜の飯を食う」ってことにやっぱ思い入れがある。なにしろ年齢がヘタすっと三世代ぐらいの開きがあるのだ。同じ釜の飯を食ったぐらいでなにかが埋められるとはこれっぽっちも思ってないけど、稽古以外のバカ話ができないのってあまりにもつまんない(個人の感想です(一応言っとこ))。

えー結局、どこでもいつでも誰とでもいいから飲みたいって話になってしまった。んもー外飲みから遠ざかってますからねー。そんなわけで今年中なのか来年はじめなのかまだ不明ですが、たぶん仙台から北のほうに公演でお伺いすると思います。その時にはお客さんとも打ち上げできるようになってるといーなー。

このブログでちゃんとお知らせしますので、待っててくださーーーーーい!

西澤

・・・の前に。
言っておかねばならんことがある。

銀さーーーん、誕生日おめでとうございましたーーーーー!

いやー珍しく忙しさにあわあわしてて24日当日を逃してしまったワ。
ギリギリセーフじゃった。

今年もざっくり半分が過ぎようとしてるんだよなぁ。

東京公演が地震がらみのあまりに慌ただしい中に過ぎ去り、あほら〜んとしてるうちに3.11メモリアル交流館の公演になだれ込み、仕事もそこそこバタついてたもんで、そっから今にかけてなんだか落ち着き感がないんである。

とは言ってもその後のクオスタに出動しない土日はほとんど引きこもラーなんだけど。

次の公演に向けてそろそろ自分のケツひっぱたかないといかん。
9月に久々の「BLACK〜家族の肖像」が予定されてますからね。
おっとその前に6月はINDEPENDENT:SND22「ニライカナイの風」だ。

クオスタに若い人がどんどん増えてきて、私らはどんどん古びていく(煙たがられるとも言う?)。
役者に定年はないもんではあるが、誕生日を迎えるたびに(私は6月)あと何年舞台に立てるのかと考えないでもないのよね。
年齢につれて芝居がうまいこと深みや渋みを増していくかと言ったらそうではないし、むしろそんなこと言われたくないし・・・言われないか。わはは。

やっぱその時々の自分でいるしかないわけで、それがどんなにみっともなくてもそれを受け入れていくしかないわけだ。

やればやるほど迷いが生まれ、自分のダサさを思い知り、カスほどの自信も剥ぎ取られてしまうのが演劇なのかーーーなんてことを引きこもりの土日に考えていた私であった。

ま、私のモットーは「マイペース」だからな。これからもマイペースでやってこ(結局はそこかーーーい!)。

西澤

あの震災で被災地となったたくさんの街。
11年のあいだに建物や道路は作り変えられ、
街並みは新しくなりました。
これまでにはなかった人の交流も生まれ、
元気を、活気を取り戻しつつあるようです。

どこまでいけば復興は完了なのでしょうか。
完了することはあるのでしょうか。

月命日ごとに行方不明の方の手がかりをさがし、
震災遺構に花を手向け、手を合わせ、
亡くなった方を忘れないように、
失った街を忘れないようにと
これからも生きていく人がいる限り、
復興は終わっても
震災は終わらないのではないでしょうか。

震災があったという事実とともに
私たちはこれからも生活していくのでしょう。

一面の瓦礫に覆われた地面にも
春になれば花が咲いたように
そんな日々の中に
なにかの彩りがさしますよう、
その彩りが混じりあって
じんわりと広がっていきますよう。

そんな思いでこのチラシを作りました。

西澤

やはりだいぶボケ切っていたようで、さっそくの最速の訂正でございます!

前のブログで「Whiteプロジェクトの7作品を上演」と書きましたが、正しくは新作1作を含む8作品でした。

え、新作?なんつーの?なんつーの?と思われたあなた、詳しくはチラシをチェケラ!

・・・だから早くアップしろっつーの・・・

西澤