前回食事の話を少ししました。
江戸の人たちは何を食べていたのか。
麦入り玄米ご飯、漬物、味噌汁、魚の塩焼きが中心のようです。
麦入り玄米ご飯はポイントで、私の家庭もそれを食べてます。
白いものは食べない方がいい、というお話を聞きまして、それが頭から離れなくて。
要するに精製したものがあまりよろしくないということです。
白米、食パン、うどんなどなど殆ど毎日食べてますよね。
精製してしまうとビタミンなどが取り除かれてしまい糖質だけが残るのでしょう。白米は噛むと甘くなりますもんね。
空腹で最初に白米をばくばく食べてしまうと糖質に代わり、低血糖に陥るようです。昼食後眠くなるのは其のせいみたいです。
この話長くなるのでまたの機会に。
だからご飯は麦入り玄米がいいのです。よく噛むし。
話戻して、昔ドイツ人のベルツという方が人力車の車夫の体力に驚いて実験したみたいです。
一人にはお米、大麦、芋、栗などの高炭水化物、低タンパク質、低脂肪の食事。もう一人には肉類を中心とした高タンパク質、高脂肪の西洋の食事を取らせて、体重80kgの人を乗せて毎40km走らせたところ西洋の食事を取っている人は3日目で疲労が激しくなってしまったようです。
元の日本食に戻すとまた走れるようになったんだそうです。
日本人には日本食が合っているということですね。
嘘か本当か高崎〜江戸〜大阪(だいたい630kmくらい)を3日で走破したなんて話もあるくらいですから。
美味しいものを知ってしまうともっと食べたくなりますよね。
そればっかり食べてしまいます。
さっき糖質を摂りすぎると良くないと言いましたが、本当です。
現代人は栄養バランスの中で飛び抜けて糖質をたくさん取ってしまっているのです。
さっき話した白いものもそうですが、ケーキやお菓子も毎日のように食べてませんか?
昔はケーキはお誕生日会の年一回くらいしか食べませんでした。
糖は中毒性が高いそうです。自分で欲求を抑えて本質的なものを取り戻さなければ。
今の世の中何でも手に入るので、それを抑える自己抑止力と知識が重要です。