突然ですが――
あなたはお気に入りのラーメン屋さん、ありますか?
私には、どうしても定期的に行きたくなる一軒があります。
味ももちろんおいしいのですが、
それ以上に心に残る理由があるんです。
そのお店では、どんなに忙しくても「
ごちそうさまでした」と声をかけると、
店員さんがわざわざ外まで出てきて、
目を見て「ありがとうございました」と丁寧に頭を下げてくれる。
たったそれだけのことなのに、
**「また来たいな」**と自然に思ってしまう。
その瞬間に気づいたんです。
――人は「ちゃんと見てもらえた」と感じたときに、心が動くんだ、と。
レヴィナスの哲学が教えてくれること
フランスの哲学者レヴィナスはこう言いました。
「倫理は、他者の“顔”との出会いから始まる」
ここでいう“顔”とは、単なる見た目ではなく、
「自分とは違う存在」としての相手に出会ったとき、
そこから“応答する責任”が生まれるという考えです。
つまり、ビジネスや人間関係の出発点は
**「どう伝えるか」よりも「どう応えるか」**にあるのです。
SNSや接客にも同じことが言える
たとえばSNS。
一生懸命コメントをしても、
テンプレのような返事しか来なかったら、少し寂しくなりますよね。
逆に、「あ、ちゃんと読んでくれた」
と伝わる一言があるだけで、心が温かくなるものです。
地域密着の商売もまったく同じです。
お客様は「こちらを見ずに言われたありがとう」と
「目を合わせて言われたありがとう」を敏感に区別します。
ポスティングにも応答の力がある
私の専門はチラシ集客ですが、
ここでも「応答」が大切です。
ただポストに入れるのではなく、
自分で笑顔であいさつしながら渡す。
すると「返報性の原理」が働き、
相手はほぼ100%その場でチラシを見てくれます。
(※返報性の原理:人は何かをしてもらったらお返ししたくなる心理)
ここで大切なのが――
2〜3秒の“間”を待つこと。
沈黙の中で相手がチラシを開き、
「へぇ、こういうのやってるんですね」
「ちょうど気になってたんですよ」
そんな言葉が返ってくることが多いんです。
その一言の中に、お客様の本音やニーズが隠れています。
結局、集客とは「応答する力」
SNSも、接客も、ポスティングも。
すべてに共通しているのは、
相手と向き合い、応答すること。
レヴィナスのいう“顔との出会い”は、
日常のちょっとしたやりとりの中にすでにあるのです。
「ちゃんと見る」――
それだけで、信頼もファンも自然と育っていきます。
「地域に根ざした集客をしたい」「チラシやSNSで信頼を築きたい」
そう思った方は、ぜひお気軽にご相談ください。