院長三好が、三冊目の書籍を出版しました
「少量抗がん剤治療
“がんを生きる”ためのもう一つの抗がん剤治療 」です
以下は三好Drのブログより
https://ameblo.jp/gin-nami/entry-12542528374.html?frm_src=thumb_module
出版に当たり、日ごろお世話になっている先生や、是非読んでいただきたい方々に
書籍をお送りしました。
先日、監修者片岡先生の知人である薬学の専門家から手紙が届きました
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この度は「少量抗がん剤治療」をお送り頂きありがとうございました。
しっかり隅々まで読ませてもらいました。
三好先生、片岡先生の極めて真摯ながん治療への想いに深く感銘を覚えました。
サイエンスに対する謙虚な姿勢にも共感を覚えます。
“元気に長生き”期間が目に見えて延長するのはまだまだ時間がかかることでは
あるでしょうが、患者さんの苦痛が少しでも緩和し通院できる期間が延長する効果は
明確そうで素晴らしいです。
“治療は終わり、あとは緩和医療だけ” と宣告された患者さんの気持ちを考えると
このような治療があると救われますね
緩和医療で麻薬やその他の鎮痛剤だけに頼って消極的に生きず、
癌と共存し元気で活動できるとすればと思うと明るい気持ちになれます。
私の甥が若くしてがんにかかり、がん専門病院で手術を受け、間もなく再発し、
手の施しようもなく亡くなった事を想い、無力であった自分を責めてきました。
このような治療法に出会っていたならなあと思ってしまします。
片岡先生の微小循環理論 なるほど納得できるような気持ちです。
癌細胞はたとえ単一クローンから生じたとしても分裂し多様な環境下にあって
多様に進化していくとの説 なかなか説得力があります。
その上細胞を取り巻く環境も多様でしょうから薬の効果は多様になりますね。
人の臨床現場で、ある薬剤が有効な部位と別の薬剤が有効な部位がある実体を
示されているわけで これは説得力があります。
これからも絶望しがちながん患者さんとその家族に
明るいともしびを照らしていただけますよう
研究の益々の発展をお祈りいたしております。
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本当に隅々まで読んでいただいた感想です
監修者の「人となり」を知っていて
今までの地道な研究を知っていて
そして今回の書籍を読んでいただき
自身の甥御さん時の無力感を思い出し
感想を頂戴した・・
こういう治療法があることを、更に多くの方に知っていただきたいと思った
ありがたいお手紙でした