この度、東京図書出版社より
『少量抗がん剤治療 -“がんを生きる”ための、もう一つの
抗がん剤治療(著者:三好 立,監修者:片岡達治)』
を出版しました.
少量抗がん剤治療とは,
規定量よりも少ない量の抗がん剤を
休薬期間なしに,一定間隔で繰り返し投与して
がんの制御を試みようとするもので,
・標準治療をやり終えた(適応となる標準治療がない)
・副作用が辛く,これ以上の治療継続を希望しない
・高齢や併存疾患等の理由で,標準治療が受けられない
・はじめから標準治療を希望しない
といった理由で当院にお見えになるいわゆる
「がん難民」と呼ばれる方々に対する治療法として,
2007年の開院時から取り組んでいるものです.
本書では,当院の少量抗がん剤治療の支柱である
「微小循環理論」を展開・紹介しています.
本理論は,当院が提案する抗がん剤選出理論です.
世間の皆様への初公開となります.
当院が,どのような発想・考え方で
抗がん剤を選択して治療を行ってきたか・・・
これまでの10年以上に渡る経緯,治療成績を
まとめました.
当院は,今後とも初心を忘れることなく,
治療成績のさらなる向上を目指して,
研鑽を重ねていく所存です.
変わらぬご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます.
11月22日(金)の店頭販売に先駆けて,
クリニックでは,11月15日(金)より販売します.
1400円(税抜)です.