ある会合で、若い患者さんと一緒になりました
明るくて、可愛くて、元気そうで、もりもり食べて、
いっぱい笑って、聡明で、目がきらきらしていて・・
関西弁で話す言葉の1つ1つに、不思議な重みがあります
その方は、アフラックのCMで櫻井君と一緒に出演している
Yさん 23歳
19歳で肝臓がんと診断され、手術後に再発し
今も定期的な治療を継続されている方
食事をしながら、自分のことをたくさん話してくれます
がんになって良い子を辞めたんです・・
出来ることを最大限楽しもうと思っています
後悔したくないんです
いろんな取材やインタビュー受ける中で
「がんが治ったら何がしたいですか?」って聞かれたことがあるんです
それって、がんが体の中にある今の私は
何もできないと思われてるんだ・・
「別に、いま、普通の生活してるし
肺に転移があってもスキューバもするし
がんになってから、海外も40カ国以上行ってるし
講演とかTVとかの仕事もするし
がんが治らなくても、好きなこと出来てますけど」 と答えたとか
「がんは体の中にあるけど
私は気持ちの面でがんに負けてないんです」 と力強い笑顔&眼力
そのあと
「でも私普通ですよ・・落ち込んでわんわん泣くときもあるし
パニックになって過呼吸になるときもあるし
ただ、いろんな人に支えられて、相談できる人がいて
幸せだな・・と思います
私だけこんなに幸せで申し訳ないな・・と思ったり
それで少しでもお役に立てればと講演したり、
いろいろ知ってもらいたいじゃないですか
がんがあっても、こうやって生きてる
恵まれてると思います、私」
なんなんだろう、この23歳
ものすごい濃厚な数年を送り、深く考え、そして今・・
隣席の私がパワーを頂きました
Yさんこと山下弘子さんのブログ「今を生きる」に
たくさんのヒントが隠されています