一抹の寂しさと笑顔(坂銀)※腐注意 |  ★...銀の侍 銀魂夢小説...★ 

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愛を込めて夢小説書いてます! 

駄文です。更新率も低めです。リクエスト夢小説がほとんどです。

拙い文章ですがお付き合いくださいませ!


みなさま、前記事でのコメントありがとうございます!


私を待っていて下さった方がたくさんいてくださり、復帰しようと思いました。


明後日合格発表です。今でも緊張と不安はありますが、この間よりは穏やかです。


土日いっぱい寝て、友人とぱーっと遊んで、みなさまのコメントを読んで、やっと落ち着きました。


試験を終えてから「受験が終わった」という自覚が全くなかったんだと今思います(笑)


もう土日に切羽詰まって勉強することなく、夜も早く寝れるのだと実感しました。


さて、復帰一発目は二次創作の微腐。まったく意味がありません。自己満足です。

※そんなつもりはなかったんですけれど腐になってしまった失敗作。苦手な方はバックバック!



◇◆



「頼むから、もう心配すんな」


「じゃけん……金時……」


「銀時だっつの。もっさんよォ、俺はお前が思ってるより強ェから、自分の身を案じてくれ」


「…………」


辰馬はいつも俺を心配して、戦前に止めようとしてくる。


「もしかしたら俺がいなくなるかもしれない」という心配と不安をコイツが隠すわけもないが、それを辰馬なりに伝えてくるのだった。

 

俺は別に平気なんだ、平気なんだよ。俺がいなくなろうと、俺が構いやしねェんだから。

 

それより俺は、辰馬が居なくなる方がよっぽど恐ろしくて怖くて不安で心配で、本当は戦になんか出て欲しくないのに。


そんなこと言えるほど俺は強くねェから言わないだけなんだ。


正直、辰馬の性格が羨ましい。


だから……頼むから、自分の身だけを守って戦に出てくれ。


戦わなくてもいい。


逃げても良いからお前は生きてくれ。


たとえ辰馬の周りに居る奴らが敵に倒されたりしたって、辰馬が生き残っているならそれだけで少し安心するんだ。


こんなことを思うのは仲間に失礼なのかもしれないが。


「金時……」


「じゃあな。お前も準備ができたら戦えよ」


「……金時」


「またな」


「金時!」


「っつ!?」

 

強く腕を引かれた。


心配気に弱々しく俺を呼んでいたのが嘘のように、力強い力と声と腕で、俺を思い切り引き寄せた。


相変わらず俺のことを「金時」って呼ぶのは辰馬らしいから少し安堵するも、一瞬別人になってしまったのではないか、と思ってしまったのも事実。


「あのさ、俺の名前は金時じゃなくて銀時!」


「銀時」


「………。……なんだよ」


まともに名前を呼ばれて少し戸惑ってしまった。


こいつに銀時って呼ばれたのは初めてのような気さえしたからだ。


「わしゃー仲間を失うのも、大切な奴も失うのが怖い」

 

そしてまた、辰馬は素直に伝えてくるんだ。


土佐のなまりが耳に心地よくて、辰馬の瞳に俺が映っているのが見えて、しかし「俺もそうだ」と言えなくて、黙りこくりながら辰馬を見つめ返した。


「絶対帰ってくるきに、銀時」


「……おう」


「そのときはわしと酒を飲むぜよ」


「おう」


「そんで同じ屋根の下で寝て、笑って、泣いて、怒って、遊んで、平凡に暮らすんじゃ」


それは戦争が終わったらの話だ。


今から逃げ出して出来るものじゃないんだ。


逃げてはいけないこの戦いが終わるまで尽くし、松陽先生の仇をとらなきゃならねぇ。


今、この瞬間が、俺にとって、何になるかは、わからない。


でも、それでも、辰馬は俺に、言う。


「なにがなんでも生きてやるきに」


「当たりめーだ」


いつもの笑顔を見せて意気揚々と。


辰馬の腕が俺を離す。


ふっと目が覚めたように、俺はまた前を向いて踏み出した。


そしてその後ろには、真剣な顔つきの辰馬がついてきている。


まるで俺の背を押し続けるように。


辰馬以外、何も見ることのなかった、さっきの瞬間が好きだ。


まっすぐに流れてくる辰馬の想いが心に染み込んで、心に余裕さえ出てきた。


今は"心配"じゃなくて、"信じる"ことが先決だろう。


辰馬が好きだ。


ただそれだけだ。


ただそれだけでも、今日の力になるような気がする――俺のことを真剣に思ってくれる奴がいるから。


失った時の虚無が恐ろしくて、真っ直ぐに見つめることが出来なかった辰馬の顔。


やっと真正面から見た奴の顔は清々しいくらい俺に笑顔を向けていた。


「…………ありがとな」

 

視線の先に硝煙が上がると共に、俺は修羅に足を踏み出す。






End......


ええっと、何が書きたかったのかと言えばタイトル通り坂銀です。

すいません、腐では坂銀ブームが半端ないんです。私の中での話ですよ勿論。

なによりもなによりも、腐ではもっさん必須です。坂本さん愛してます!


初めて書いたので違和感半端ないと思いますけれど、そこは皆様のお優しい心に受け止めていただきたい。(←なんて都合の良い言い訳)


なんかもの凄くだるくて、辛くて、めんどくさくて、無気力で、疲れて、眠くて、寝たくて、だらけたくて、横たわりたくて仕方ない時に思いついてしまったこのSSですけれど(←)、ちょっと休めたのでこれはこれでいいと私は思いました作文。


受けとか攻めとか関係ない感じのやおいでした。まなし、ちなし、味なし!ですね!まさに(笑)


お目汚し失礼します~ヽ(;´ω`)ノ


次からは普通の夢小説を更新致します~




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ちなみに受験期間にできた小説はこれだけです(笑)