ペアリングのストーリー ~お客様を断る理由~
以前、ある学生の彼氏さんが大好きな彼女のためにペアリングをオーダーされました。
しかし、予算はオーバーしてしまい、デザインの変更をご提案させて頂きましたが
彼氏さんはデザイン画はとても気に入っているのでこれがいいです。
その彼氏さんはそこからバイトを頑張りお金を貯め、数か月後に改めて来店されました。
ペアリングをお渡しした彼女さんもとても喜んでくれて、改めてあいさつに来られました。
その時のとてもうれしそうなお二人の顔は今でも忘れられません。
それから数年後、そのお二人はめでたく結婚することになり、今度は結婚指輪をご依頼されました。
大手のオーダーメイドショップに比べて低価格といえ、それでも決して安くはありません。
しかし、それでも指輪を作るためにがんばる彼氏さんの姿がわたくしはとても好きです。
オーダーメイドの本当の価値とはそういうところにあります。
指輪を作るまでの過程、なにもないところからデザイン画を描き、カタチができ、
カップルのいろんな「想い」のこもった指輪。
ATELIER-Yui-に来店されるお客様は、
とても気さくで「結婚指輪作るならここに決めてました」と言ってくださる
優しいカップルさんがとても多いです。
しかし、極まれにどうにか値段を安くしようと手を変え、品を変え要求される方がいらっしゃいます。
独立前には「宣伝してあげるから、利益なくていいじゃん」という方もいらっしゃいました。
例え友人、知人であってもそのような方は丁重にお断りさせていただいております。
大量生産ではなく、一点一点に作り手の「想い」を込めるからこそ、
その方の人間性を見させていただいております。
値段が高いという印象でも、それを購入するためにがんばる姿には
わたくし自身も本当に幸せになって欲しい思えます。
ATELIER-Yui-では、指輪を大切にしてくれる方からのご依頼のみ
「想い」を込めて作らさせていただいております。
更新情報やオーナーの「想い」を気ままに更新しております。
結婚の意味 ~誰かが誰かを大切だと「想う」気持ち~
昨日、テレビのある討論番組で結婚の意味について議論されておりました。
渋谷区のパートナーシップ制度導入から同性婚の是非、しいては結婚の意味まで話され
ブライダル業界に携わっている身としてもとても興味深いないようでした。
そもそも「結婚」は、「一組の男女が子供を育てる制度」という意味が含まれているそうです。
しかし、最近では夫婦のあり方も多様化し、子供を作らない夫婦、同性でも子供がいる夫婦など
国内外問わず、ものすごいスピードで社会が変化しているので法律が追い付いていない
という印象をうけました。
わたくしの周りでセクシャルマイノリティの方は何人かいらっしゃいますが、やはり色んなことで
悩んでいるようです。しかし、セクシャルマイノリティの方が、一般的な男性、女性とはまた違った感性をもっているので、デザイナー、スタイリスト、芸術家、美容師など感性を求められる職業では、これからどんどん活躍できると思います。
話は逸れてしまいましたが、形式や定義よりも「想い」を大切にするわたくしにとって「結婚」とは
仕事が終わり、うちに帰ると自分の一番大切な人がいて、夜その大切な人や大切な子どもの寝顔を
見て、この時間が一生続けばと思う。そして、明日もまた頑張ろうと思う。
そう思える幸せが結婚なんだと思います。
誰かが誰かのことを大切に「想う」気持ち
それを「想い」日々指輪を作っています。
日々の「想い」を気まぐれに更新しております。
婚約指輪をもらった女性が幸せになれる理由
昨日、雑誌の営業の方がいらっしゃいましたので、少し世間話させて頂きました。
昨今のナシ婚同様、婚約指輪を贈る男性が少なくなってきてらしく、営業の方も頭を悩ませておりました。少なくなったといっても、ゼクシイトレンド調査福島版によると、全体の約60%の方が婚約指輪を贈り、平均価格も28.2万円という某ブランドさんが打ち出した「給料3か月分」とはだいぶ低価格になってきているようですね。
ATELIER-Yui-でも繁忙期であるクリスマスシーズンが終わった今でも婚約指輪・セットリングのオーダーは増えてきております。
打ち合わせ時に、男性に彼女と結婚しようと思ったきっかけをお聞きするのですが
「彼女がサバサバしてて、引っ張ってくれるところがいい」という答えが最近多いので、最近の結婚できる女性ジャンルは「肉食系」「サバサバ姉さん女房系」みたいですね(笑)
婚約指輪を作ろうとしたきっかけも、彼女から「え!?オーダーメイドじゃないの?」と言われ、慌てて頼みに来たいう流れが多いようです。そんな彼が彼女に喜んでもらえるよう指輪のデザインやプロポーズの仕方を真剣に考えている姿は、聞いているわたくしでも胸がキュンキュンしちゃいます。
婚約指輪を贈る男性は、渡した時の彼女の喜ぶ姿を想像します。
うれしそうな顔を見たくて、デザインを一所懸命考えています。
彼女の喜ぶ顔を見たい為に行動できる男性は、
きっと結婚後も彼女を幸せにできるよう行動するんでしょうね。
婚約指輪を贈らない理由として「お金がもったいない」「必要性を感じない」という理由が多いですが
わたくしには結婚という幸せな二人の門出になんだか現実感を感じ、業務的な印象を受けてしまいます。
確かに現実も大切ですが、「想い」を大切にするわたくしとしましては、
「お互いに幸せにしてあげたいという気持ちと行動」が結婚には一番大事だと思います。
婚約指輪をもらった女性が幸せになれる理由は、高価なものをもらった幸せではなく、
男性の「彼女の喜ぶ顔がみたい」という気持ちをもらうから幸せなんだと思います。
オーナーの「想い」を気ままに更新しております。
誰に作ってもらいたいか? ~オーダーメイドにこだわる理由~
結婚指輪もさまざまな種類が増えてきています。
海外からのインポートブランド、国内のドメスティックブランドなどブランド品
国内外メーカーの既製品、セミオーダーやフルオーダーなどの一点もの
実際に店に行き購入する方もいれば、ネットのみで購入する方もいます。
以前、師の元で学んでいた時に、
「既製品はデザイナーや作り手のこだわりや想いを知らない工場のやつらが作っている」と
教えられました。
物が溢れ、同じデザインをメーカーが価格を変え、見せ方を変え名前を変えて
大量生産で売っているこの世の中だからこそ、
作り手やデザイナーのこだわりや想いなど、目に見えないモノが大切になってきます。
わたくし自身も、彼女に贈ったペアリング。それをどんなブランド品よりも大切にしてくれた
あの指輪を見るうれしそうな横顔が好きで、「かざりや」を目指しました。
今でも、店を出てから結婚指輪を指にはめてうれしそうに見つめる
二人の後ろ姿がわたくしは大好きです。
ネットはこれからもどんどん発展し、入ってくる情報量が膨大になっていく中
二人がどういう想いを結婚指輪に込めたいのか、それを誰に作ってもらいたいのかが
大切になってきます。
たかが指輪と思う人もいると思いますが、わたくしはたかが指輪に命をかけ
二人の想いを結婚指輪に落とし込める「かざりや」でありたいと思います。



