(長文です)
(↑アメリカ元大統領夫人、ミシェル オバマ)
「あなたが1日も早くお元気になられることが、ご主人が一番喜ばれることでしょう。」
本当にこれを言う人がいる。
私は葬儀の日の夕方か翌日にこれを言われた。
完全スルーを決めこんだが、いまだに気になる。ひまなので。
次にこのような言葉をかけられたら、どう返すか考えた。
まず、このセリフの何がいけないかというと、アドバイスしているところ。
自分の体験や気持ちのみを、相手に押し付けていることに気づいてさえいない。
日本ではこれを「上から目線」という。
「あなたが1日も早く」・・・なぜに時間設定してくるのか。
今時、病人にも、早く元気になって、と急かしてはダメだと言うのに。
「お元気になられることが」・・・
結局のところ、そう言う人は(自分のまわりでネガティブな顔を見たくない)という、相手をコントロールしたい気持ちがあるに違いない。
こっちもあなたの顔にがまんしているのだが。
「ご主人が一番喜ばれることでしょう」・・・
はい、これが二重にも三重にもむかつく。
まず、うちの主人の何を知っているつもりなのか、ということ。
それから、もう亡くなっているんですが、喜ぶとは、いかに。
勝手にうちの主人をあなたの思い通りに動かさないで欲しい。大っ嫌いなスピリチュアルや宗教臭さえする。
次、これがまるで、昔あった引っ越しのお知らせはがきの定型文、
「お近くへお越しの際はぜひお立ち寄りください」
かのように、割と耳にすること。
定型じゃないし、真に受けた人が連絡もなく新居にピンポンすることがないよう、
今は古い定型文も結構見直されてる。ついてきて、時代に。
そしてそして、本人が一番わかってるんだって。
その到達点へ、這ってでも、何年かかってでも、
生きている間にたどり着くかどうかもわからない、
どちらへ向かったら正解なのかもわからない、
傷だらけの旅が始まったばかりなのに。
セクハラと一緒で相手によるけど、簡単に言われると、
残りの人生すべてをかけた、命がけの旅が軽んじられた気がする。
自分で言うのはいいけど人には言われたくない。
デブにデブと言うな。
ハゲにもハゲと言うてやるな。
*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*
関西の50代のおばちゃんとしては、まず、笑顔。
反対のこと言うときは、絶対笑顔で。
最初と最後はご挨拶。惜しみない笑顔とともに。
そして間に言いたいことを挟む。
(例)
ありがとうございます(笑顔)
(下のうちのどれかか全部)
・いやでも、そんな、簡単じゃないですよおーー
・簡単そうに言わんといてくださいよーーーわっはっはーー
・わあ、結構ハードル高いこと言われた!つらいですわーー
・うわ、厳しいですね。余計、心折れそうですわ。ボキッ、あ、聞こえました?
・いやいや彼がどう思ってるかなんて。わかるんですか??今度から霊視してもらうかな?わっはははー。
(結び。適当)
いやいや、お悔み言ってくださってるんですものね?
お気持ちだけいただいておきます!
すいません、テンション高くて。まだまだ不安定なんですよーーうざいやつでごめんなさいね。許してやってくださいね。はっはっは。
では、失礼します!!!(笑顔)
私は次は、このくらい言うてやる。
どうしても関西に住み続けながら言いたいんなら、次からこう言え。
「あなたが1日も早くお元気になられることが、ご主人が一番喜ばれることでしょう。知らんけど。」

さて、
これを書いて、数日間ほっていた。
何かが違うから。
きっと、私は、言わないだろう。
理由はただ一つ。
夫は、私に、ハッピーになって欲しかった。それから、素敵なレディになって欲しかった。
素敵なレディは、へたくそなお悔みを言う人に、食ってかかったりは
きっとしない。
アメリカ元大統領夫人、ミシェル オバマは、こう言っていたよ、と言われたことがある。
「相手がゲスに出れば出るほど、私たちは高いレベルで行く。同じ土俵で争わない。」
だから、こう自分に言える。
私が、無理してカラ元気出していたら、夫は無理しないで休んで、と言ってくれるだろう。
だが少なくとも、彼は私に素敵なレディになって欲しかった。
つまり、このまま人生で、精進することを、それからハッピーでいることを、
もし今も夫と二人で生活していたら、私はこれまでと同じように、目指しているだろう。

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