「自爆ドローン」の時点で十分に凶悪ですが、さらに恐ろしいことに、
本物の銃や機関銃を搭載し、空から弾丸を乱射する「機関銃ドローン(ガン・ドローン)」も、
すでに実験段階を終えて実戦投入が始まっています。 [1, 2, 3]
自爆ドローンは「1回ぶつかったら終わり」ですが、
機関銃ドローンは「弾薬がある限り、上空から一方的に何度も人間を狙撃できる」という、
さらに悪質な戦闘能力を持っています。
この技術がどのような仕組みで動き、なぜ恐れられているのか、そのリアルな実態を解説します。
💥 「反動(キックバック)」を克服した最新技術
これまで、ドローンに銃を載せるのは技術的に非常に難しいとされていました。
なぜなら、銃を撃った瞬間の激しい反動(リコイル)でドローンの姿勢が崩れ、
墜落したり弾が大きく外れたりしてしまうからです。
しかし、近年の技術革新がそれを解決してしまいました。 [1, 2, 3, 4, 5]
反動吸収(リコイル・コントロール)システム
アメリカのFeloni Aero社(ウクライナへ供給)やトルコASISGUARD社
(「Songar」というドローンを開発)などは、銃が後ろに下がる衝撃を特殊な油圧や
サスペンションで吸収する機体を開発しました。銃を連射しても、ドローンは空中で
ピタッと静止したまま正確に的を狙い続けることができます。[1, 2]
無反動(リコイルレス)ショットガンの搭載ウクライナやロシアの最前線では、
銃を撃つと同時に「真後ろに同等の重りを射出する」といった仕組み(無反動砲の原理)
を応用した、手作りの銃搭載ドローンが数多く実験・実戦投入されています。
これにより、安価な市販の小型ドローンでも、姿勢を崩さずに
上空から散弾や弾丸を発射できるようになっています。 [1]
🧠 AI(人工知能)との最悪の組み合わせ
この機関銃ドローンに、
先述のパランティアのような
ターゲット自動捕捉アルゴリズムが組み合わさることで
その脅威は跳ね上がります。 [, 2]
自動で弾道を計算するAIインドのスタートアップ企業などが開発したAI搭載ガンドローンは、
最大600メートル離れた標的を自動で認識します。
風速、高度、湿度、ドローン自身の揺れを一瞬で計算し、「狙撃手(スナイパー)以上の精度」で
人間の頭部や胸部を正確に撃ち抜くアルゴリズムが実用化されています。 [1, 3, 4]
障害物に隠れても無駄になる恐怖サーマルカメラ(熱源センサー)を搭載したドローンは、
夜間や煙の中でも、人間の体温を検知して壁の隙間から銃撃してきます。 [1, 2, 3, 4]
🛡️ これに対抗する「盾」の戦い
人間をこの恐怖から守るため、防衛側も必死です。
現在、アメリカ海軍や各国軍は、逆に「AIを搭載した自動機関銃(AIマシンガン)」を
地上や車両に配備し、迫り来るドローンを一瞬で検知して、銃には銃で撃ち落とす迎撃システム
(例:ACS社のBullfrogなど)の導入を急いでいます。 [1, 2, 3]
「空から銃で狙われる」という、映画『ターミネーター』そのものの戦場が現実になりつつあります。
この狂気的なテクノロジーについて、さらに気になる部分はありますか?
自走式の機関銃ドローンって、狂気すぎる。