頼むから飛行機にぶら下がらないでくれ
※画像はお借りしているものです。
行ってきたよ、『ミッション・インポッシブル』。
前編観たのが1年半前、待ちに待った感じ。
前編(PART ONE)観たとき、たしかめちゃくちゃ興奮した、で、今回の観に行くにあたって予習復習でもう一度観た。
ところが見事なぐらい内容覚えていない…
超絶アクションのところどころのシーンは、あぁ、こんなシーンあったな、って思い出したんだけどアクション映画ってどんだけすごいの観ても深く印象に残らないんだよな。
とはいえ『ミッション・インポッシブル』は一大イベント、追加料金払って音響+スクリーンをいつもよりゴージャスな設備の劇場予約して映画館に突撃だ。
今は不偏不党の世の中、かつてアメリカの宿敵はいつもソ連(現ロシア)だったけど、今の世の中、特定の国を悪にするのは難しい。
だから最近の黒幕のトレンドはイスラムなどの宗教、個人のテロリスト、AIをはじめとするテクノロジーとなっている。
特にテクノロジーはやばい。
今回のターゲットは人間の思考・行動を先読みするAI。
核保有各国は互いに疑心暗鬼になり自国の核制御をオフラインにするのを待っている。
えぇ!AIはかけ引きまでするようになるのか!
おれ、仕事ではChatGPTやGeminiを使って文書やコードを書いてもらってる、なんなら複雑なEXCELやパワポも作ってくれる。
AIは便利、ほんとに助かる。
ところがたまにおれの文書やコードの悪いところをトリッキーな指摘の仕方をしてくるんだよ。
しかも同じ質問をしても毎回答えや表現が変わる。
こういうのが相手になるとちょっとまずいと思う。
題材としてはいいと思う。
もちろんアクションは現代のアクション映画では最高峰であることも間違いないだろう。
潜水艦の中のシーンは息が止まるほど苦しかったし、セスナでのドッグファイトでは自分が落っこちるイメージしか沸かなくて座席のアームレストをしっかりと握りしめて(掌は汗でびっしょり)、両足踏ん張って観た。
ただその分アクションを見せるための映画に偏ってしまっていた印象を受けたことも確か。
超絶アクションのつるべ打ちも2時間40分の長尺だとぐったりする。
前後編に分けずに3時間ぐらいの1本にまとめてほしかったというのが正直なところ。
こんなこと書いちゃうとネガティブなイメージになっちゃうかもしれんけど間違いなく映画館に足を運ぶべき映画なのは間違いない、おれが保証する。
2,000円ぐらい払う価値は十分にある。
きっと語り継がれるシリーズになると思うんでとりあえず観とけ。
ところで、トム・クルーズっておれより年上だよな。
スタントもほとんど使わず自分で演ってるらしいしどうしてあんなに動けるんだ?
マジうらやましい。
鑑賞メモ:劇場