加齢と反比例するのはトムだけ
※画像はお借りしているものです。
トム・クルーズってすごい俳優だな。
毎回、新作が公開されるたびに代表作が増えていく、圧倒されるアクションでいつも僕らを魅了してくれるんだから。
心待ちにしてた『ミッション・インポッシブル』(実は毎回ポッシブルだったりする)の7作目にして初の2部作の前編。
今回も公開ぎりぎりまで予告編以外の情報が出てこずに、公開が近づくにつれ期待値がどんどん上がっていくんだよな。
IMFのエージェント・イーサン・ハント(トム・クルーズ)に新たなミッションが課せられる。
それは全人類を脅かす新兵器を悪の手に渡る前に見つけ出すということ。しかし、イーサンがIMFに所属する前の過去を知るある男が迫る。
世界各地で命を懸けた攻防を繰り広げるイーサンと仲間たち。
しかし、今回はいかなる犠牲を払ってでもミッションを達成しなければならず、イーサンは仲間のためにも決断を迫られることになる・・・
今回も見せ場の連続で息つく暇もない。
じつはおれ、『ミッション・インポッシブル』シリーズってそんなに何回も観ていないんだよ。
もちろん全作観ているし円盤もコレクションしている。
しかしこの作品って観るのにものすごいエネルギーがいるんだよ。
1本観るとぐったりしちゃうっていうか。
特に高いところダメ🙀
下腹部が痛くなって呼吸が止まる、手のひらに嫌な汗をかく・・・
マジ勘弁してほしい。
今回もそんなシーン満載、おれ間違いなく寿命が半年ぐらい縮んだ、おれが半年早く死ぬのはトムのせいだ。
しかしすごい俳優だ。
おれ、トム・クルーズといえば『トップガン』(1作目)とか『アウトサイダー』、『卒業白書』のイメージが強く、どっちかというとアイドル俳優の位置づけだったんだよ。
でも『ハスラー2』、『レインマン』で主演のポール・ニューマン、ダスティン・ホフマンがが立て続けにオスカーを獲り、両方にがっつり絡んでるトム・クルーズの演技をはっきりと認識して、『7月4日に生まれて』、『遥かなる大地へ』でのけぞったのを覚えてる。
体を張るということでは、トム・クルーズ、ジャッキー・チェン、この2人に並ぶものはいないと思う。
いつもサービス精神旺盛で、いつもかっこいい。
スターはこうあるべきというお手本のような俳優だ。
バイクを乗る姿やスーツ姿が何ともかっこいい。
また、体をしっかり立てて走る独特のトム走りも健在だ。
60過ぎっても走れるってすげぇ、憧れしかない。
アクションの連続でどのシーンも印象的なんだけど、特にお気に入りはローマの街並みで繰り広げられるフィアットでのカーチェイス。
グレイス(ヘイリー・アトウェル)と手錠でつながれたままのカーチェイスは最高だ。
特にバック、車をバックで爆走するのってめちゃくちゃかっこいい。(運転も難しい)
かなり大きいスクリーンの劇場で観たんだけど大正解。
全体力を奪われるんでもう一回観るのは無理だけど、PART TWOが待ち遠しくて仕方がない。
鑑賞メモ:劇場