スパイもの好きにおススメ
※画像はお借りしているものです。
昨日観た1本目、ちょっと前から公開してたんで今週でLASTになってた。
もう上映時間もよくないしきっと空いてるだろうと思ってたら結構な客入りだった。
『ボヘミアン・ラブソディ』のラミ・マレック主演のアクション・サスペンス、おれの好きなジャンルだな。
チャーリー・ヘラー(ラミ・マレック)は愛妻家で妻のサラ(レイチェル・ブロズナハン)を心から愛しているCIAの分析官だ。
彼は内気な性格だが、分析官としては非常に優秀なデスクワーカーだ。
ある日、サラはロンドンに出張となりそこでテロ事件の犠牲となり殺害される。
その日からチャーリーの人生は一変、テロリストへの復讐を誓い特殊任務の訓練を受けるが、教官であるヘンダーソン(ローレンス・フィッシュバーン)から「お前には人は殺せない」と諭される。
組織の協力が得られなくなったチャーリーは分析官ならではの方法でテロリストたちと追い詰めていくが、事件の裏には驚くべき陰謀が隠されていた。
この映画、かなり面白かった。
超人的な体術で悪人をぶちのめすんじゃなく、あくまでIT技術の駆使で犯人を追い詰めるのは最高に面白いな。
スリリングさもなかなかのものだったし。
監視カメラ目が行ってしまうけど、分析官は周りに映っている人が下げている買い物袋のロゴ見て生活圏絞り込んだり、ガラスに映ってる看板見て場所を特定したり、とにかく視点がすげぇ。
プロの分析官の視点ってすごいな、写真一枚で丸裸にできるんだな。
一応おれもIT技術者(の端くれ)なんだけどな。
でも俺は、スマホの操作もおぼつかないような超アナログ人間だからとても無理だわ。
ただただ、すっげぇなぁと感心しながら観たよ。
しかし、いくら最愛の妻を殺されたからと言って一味全員を粛正していくのはどうなんよ。
悪いヤツに天誅くらわすのはスカッとするんで、観てる間はやっちゃえ、やっちゃえ、なんて思ってたけどよくよく考えりゃ、血を血で洗う、まさに暴力の連鎖だもんな。
あ、一応言っとくけどこの映画ネガティブなこと言ってるわけじゃなくておススメだぞ。
おれ自身、前知識なしで観たというのもあるけどかなり掘り出しものだったと思うぞ。
間もなく上映終わっちゃうけど配信始まったらぞうぞ。
気になったことと言えば、ラミ・マレックが出てるともはやフレディ・マーキュリーにしか見えんことかな。
鑑賞メモ:劇場