猿の抱擁が頭に入って来ない・・・
※画像はお借りしているものです。
観てきたよ、猿映画。
なんだかんだで全部観てるんだ、旧シリーズも。
いろいろと突っ込みながら観たら最高に楽しいんだよ、このシリーズ。
今日は昼過ぎに出掛けて1本だけ鑑賞、余裕のスケジュールだったのだ。
300年後の地球、人類がばらまいてしまった人工ウィルスで人間は言葉を失い、片や猿たちは急激な進化を遂げ、高い知能と言語を得て、地球の新たな支配者となっていた。
中でも帝国(キングダム)を築くため人間を徹底的に排除しようとする冷酷な独裁者プロキシマス(ケヴィン・デュランド)は世界の真の支配を計画していた。
若き猿ノア(オーウェン・ティーグ)は年老いたオランウータン・ラカ(ピーター・メイコン)からかつて猿と人間は共存していたという昔話を聞かされる。
ある日、ノアとラカは人間の女性(フレイア・アーラン)と出会う。
その女性は野生のような人間の中では知能が高いとされ、プロキシマス率いる猿たちから狙われていた。
ラカはその女性にノヴァと名付け行動を共にする。
ノヴァと行動を共にするうち、ノアは本当の人間を知り、キングダムに違和感を抱き始める・・・
いいね、SFはこうでなくっちゃな。
人類が人口ウィルスをまき散らしてしまったという設定が妙にリアルだ。
300年は怪しいけど、もう1,000年も経てば劇的な進化を遂げる生物が出てくるかもしれん。
ひょっとしたらポケトークで英語と並んで猿語とかできるかもしれんとおれは本気で思うね。
とても人間味のあるノアをガンバレッって思いながら観たけど、やっぱり違和感があるんだよな。
昔の猿の惑星シリーズに出てくる猿って、猿の着ぐるみ着たチューバッカみたいなやつだったけど、技術の進化で新シリーズの猿は本気のやつなんだよ。
猿ってキャラの見分けがつかん。
猿がいっぱい入り乱れるとどれがノアなのかわかんないんだよ・・・
それと馬に乗った猿ってどうも不思議な光景だし、猿同士の抱擁って全く頭に入って来ないんだよ。
これ、民族同士の争いとかに置き換えるとありふれたチープな話になってしまうが、違和感を払拭できたかもしれん。
これ、ジェネシスシリーズの序章になるんだろうな。
今や地球の支配者は猿だけど、人間の逆襲の物語りになるのか、ノヴァとノアをはじめ、人類と猿の共存の物語りになるのか、楽しみだ。
でも最初のシリーズ(創世記、新世紀、聖戦記)観なくてここから入ってもいいんじゃね?とも思ったな。
そういえばおれ就職したての頃、同期の女の子からくっきーまん君は猿、って言われた。
なんで猿やねん?って聞いたら、
スケベすぎて猿、って言われた。
めちゃくちゃ失礼だよな。
鑑賞メモ:劇場