おれにはまだまだみゆきさんの歌が必要だ

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

みゆきさんの夜会映画版に行ってきた。

実はみゆきさんのコンサートに行ったことはない。

なかなかチケット取れないし、映画館のスクリーンで観れるのはありがたい。

おれんとこから行けるのはなんばパークスシネマのみ。

ほんとは先週行く予定でチケット取ってたんだけど、急遽有馬に行ったんで、今日もう一度リベンジだ。

チケット代3,300円、先週も取ったんで計6,600円・・・

ちょっとした出費だ😥

 

本編の冒頭、瀬尾一三の夜会についての解説が入る。

なるほど、夜会を東京でしかやらないのはそういう理由があるからなんだ、いや、それより動いてる瀬尾さん初めて見たぞ。

おれ、瀬尾さんが手がける楽曲がものすごく好きなんだよ。

かなりお年を召していて、思ったより話し方が危なっかしくてヒヤヒヤした・・・

 

日本には歌姫といわれるアーティストがたくさんいる。

みゆきさんもそのひとり、だけどみゆきさんは決して先頭に立って前には出ない、いわば影の歌姫だ。

みゆきさんの表現者としての歌唱、“凄み”に圧倒される。彼女の歌にはマジで震えるのだ。

おれ、中島みゆき美空ひばりと双璧だと思っている、マジで。

歌には物語りがあり、最近ではPVなんかでその歌の解釈を提供してくれることがよくあるが、みゆきさんの楽曲には聞き手が物語り解釈してね、っていうやつだ。

とても分かりやすい物語りだったり、なんとも難解で夜会なんかの映像ではじめて「あっ、そういう意味だったんだ!」というやつもある。

“言葉の実験劇場”と位置付けられる夜会を劇場スクリーンで観れるのはほんとにうれしい。

5.1chでリマスターされたサウンドを劇場設備で聴けるのは至福だ。

ただ、映像はいただけない、20年以上前の映像とはいえ編集がかなり雑に感じた。

ダイジェストとは分かったうえで観に行ってるんだけど、上映時間96分は物足りない。

 

 

なんばから帰るとき、四つ橋線のなんば駅から地下鉄乗ったんだけど改札出たとこの本屋が閉店するって。

 

 

いまはブックファーストだけど、昔は駸々堂という店だったんだ。

そして、おれが高校生の時に付き合っていた彼女とはいつもこの本屋(当時駸々堂)で待ち合わせしてた思い出も店なんだ。

リアル本屋がまた一つ減ってしまうのと、思い出が一つ消滅してしまうのがとても寂しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

  鑑賞メモ:劇場