グダグダ感がすごい・・・
フリーパスポートで10本目無料鑑賞は『IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』。
ついに10本もタダ観、感謝かんしゃ。
恐怖のピエロの『IT』のチャプター2です。
前作の出来栄えがめちゃくちゃよかったんで期待大だったのだ。
前作が評判よかったからか、劇場は結構な入りだった。
大きなハコで客がいっぱい入っている劇場で観るのは映画を観てるって雰囲気が抜群で楽しい。
“ルーザーズ・クラブ”がペニーワイズを退治してから27年後、デリーを離れた仲間たちにただ一人デリーに残ったマイク(イザイア・ムスタファ)連絡が入る。
デリーで再び子どもたちが失踪する事件が起こり始めtたのだ。
再び“それ”が現れたら集結するという27年前に誓い合った約束を果たすべく、再び現れたペニーワイズに立ち向かうべく大人になった“ルーザーズ・クラブ”の仲間たちがデリーに戻る・・・
いろんな映画で出てくるピエロだけど、この映画のピエロはとんでもなく邪悪なビジュアルだ。
トラウマレベルの怖さだと思う。
その恐怖のピエロを生かし切れていない、最後によくわからないクリーチャーが出てくるいい意味悪い意味のスティーブン・キングの真骨頂に回帰している。
オリジナル版の『IT』に忠実な展開になっちゃってるんだよな。
恐怖描写より、デリーに戻った“ルーザーズ・クラブ”のメンバーのそれぞれの恐怖との対峙に大半が割かれて、グダグダ感がすごかった。
ジェームズ・マガヴォイやジェシカ・チャステインなんかの有名どころを使ってるのになんか消化不良感がいっぱいだった。
少年期~大人の物語りで一番難しいのは、子供と大人の対応が理解するのに時間がかかっちゃうんだよな。
しかもITは主要メンバーが多いんで、それぞれどの人が少年期の誰かを理解したころは映画も後半だった感じだ。
久しぶりに集まったルーザーズ・クラブが中華料理屋でワイワイするところの演出はすごい出来栄えで、たぶんこのシーンが一番の見どころだと思う。
『シャイニング』や『遊星からの物体X』を彷彿させるシーンがあったのはうれしかった。(ほかにもマニアックな映画がたくさんあった)
もう観ることはないと思うけど・・・
カメオで出てるスティーブン・キングは歳取ったなぁ・・・と びっくりした。
鑑賞メモ:劇場
