先ほど姉から連絡があった。
姉の1人息子と一緒に兄の病室にいるという。
兄は危篤で意識不明の状態だ。
姉は危篤の兄の耳元で、僕から頼まれたことを、『兄へ僕が謝っていた、』と言うことを改めて言ったそうだ。
すると、意識不明の兄がうっすらと目を開けた。
そして、目から涙が流れた。
姉は驚いたのかも知れない。病室から今起きたことを僕に話してくれた。
僕は、『ほんとに目を開けたの?ほんとに涙を流したの?』と2度、3度同じことを聞いた。
姉は『はっきりと聞こえているのよ。』と言っていた。
僕の謝罪は兄に届いた。僕は今、その確信がある。
何故なら、今なら、喧嘩する前のように、電話を、会話をすることができる気がするからだ。
どうやら僕と兄は関係は修復したらしい。
涙を流したということは、兄は、僕の謝罪を喜んでくれたんだ。
お互い大変な状況だから、また電話や会ったりして励まし合うことができるはずだ。
しかし、もう2度と兄とは会うことも会話もできない。
深い、深い亀裂が修復したのに。
人生と言うのはこういうものなのか。
だけどほんとに良かった☆
僕も兄へのわだかまりがなくなった☆
兄が涙を流していたことを思うと、俺も泣けてくる。
僕の固まっている心を、兄の涙が溶かしているようだ☆