オランダ人元慰安婦問題 78人への「償い」終える
第二次世界大戦中、日本軍のいわゆる従軍慰安婦にされた女性に償い金や福祉資金を給付してきた「ア
ジア女性基金」が十三日、オランダでの事業を終えた。同基金は韓国や台湾で暗礁に乗り上げているが、
オランダでは好意的に受け止められた。関係者は「初めての成功」と評価してる
アジア女性基金は、村山内閣(当時)の肝いりで一九九五年七月設立され、翌年から、フィリピン、韓
国、インドネシア、台湾で順次、事業を開始した。
オランダでは、日本軍占領下のインドネシアで慰安婦にされたオランダ人女性を対象に九十八年七月、
事業が始まり、六十五-九十歳の七十八人が、医療、福祉支援金として、それぞれ約五万ギルダー(約二
百五十万円)を受給。
オランダ政府の調査によると、ジャワ島の日本軍現地司令部が独自にオランダ民間人拘留所から女性を
強制連行、確認できただけで、六十五人が暴行を受けた。
基金には、百二十八人の受給申請があり、
①当時、オランダ国籍を保有していた。
②日本軍人に継続的に暴行を受けた
③売春ではなかった
などを基準に審査が行なわれた。受給者のうち四人は、当時未成年で性的暴行を受けた男性だった。
事業委員会のマルグリット・ハマー委員長は「戦争による貧困で売春を余儀なくされた女性の応募も
あったが、基金の趣旨をくみ、除外した」と言う。
日本政府の国家補償などを求める声が根強い韓国や台湾では受給を拒むケースが続出し、受給者が「汚
れたを受け取った」などと批判を受けるケースもあった。
オランダでも四人が受給を拒んだが、その1人のエレン・ファンデプールさんは「あくまで自分の判
断。他人に押し付けるつもりはない」と語るなど、被害者の間の対立に発展することはなかった。十七歳
の時、被害に遭った女性(78)は「日本人の償いの気持を受け止めようと受給を決めた」と話す。
慰安婦の政府調査を担当したオランダ戦争資料研究所のレムコ・ラーベン調査員は「戦犯裁判の証言は
信ぴょう性に疑問があるため、複数の証言や拘留日記との照合で事実の積み上げに努めた。日本もオラン
ダも、戦争の『被害者』意識は根強いが、客観的な史実掘り起こしの努力が両国関係の強化につながるの
では」と話している。=以上、新聞を丸写しした
男の従軍慰安婦が居たとは驚いた